第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第35問
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第35問(各種治療機器)の正答は 5 です。植込み型ペースメーカの電源はリチウム−ヨウ素電池で、VDD型はリード1本で心房の感知と心室のペーシングを行う。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e ✓
正答:5番
初回正答率 59.1%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
植込み型ペースメーカの電源はリチウム−ヨウ素電池で、VDD型はリード1本で心房の感知と心室のペーシングを行う。aとbが誤りで、残るc・d・eが正しい。
【各選択肢の解説】
a.電源にはリチウムイオン電池が使用される。
❌ 誤り。正しくは長期間安定して放電できる一次電池のリチウム−ヨウ素電池が使われる。リチウムイオン電池は充電式の二次電池である。
b.VDD型ペースメーカの電極リードは2本必要である。
❌ 誤り。正しくはVDD型は心室に置く1本のリードの途中に心房感知用の電極が付いていて、1本で心房の感知と心室のペーシングを行う。
c.DDD型ペースメーカではA-Vディレイの設定が必要である。
✅ 正しい。心房を感知またはペーシングしてから心室をペーシングするまでの間隔(房室伝導時間に当たる)を決める必要がある。
d.リードレスペースメーカはX線透視下に留置する。
✅ 正しい。大腿静脈からカテーテルで本体を右心室まで運び、X線透視で位置を確かめて心筋に固定する。
e.心臓再同期療法(CRT)では左心室用電極リードが必要である。
✅ 正しい。冠静脈洞から心臓の静脈に左室用リードを入れ、右室と左室を同時にペーシングして収縮のずれを直す。
❌ a・bは誤り。正しくは正しい記述はc・d・e。
❌ a・bは誤り。正しくは正しい記述はc・d・e。
❌ aは誤り。正しくは正しい記述はc・d・e。
❌ bは誤り。正しくは正しい記述はc・d・e。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述である。
【試験対策ポイント】
| モード | ペーシング | 感知 | 応答 |
|---|---|---|---|
| VVI | 心室 | 心室 | 抑制 |
| VDD | 心室 | 心房・心室 | 同期・抑制 |
| DDD | 心房・心室 | 心房・心室 | 同期・抑制 |
1文字目=ペーシング部位、2文字目=感知部位、3文字目=感知したときの応答(NBGコード)。
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