MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問

各種治療機器第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問(各種治療機器)の正答は 1 です。IVR(画像下治療)は、X線透視などの画像で見ながらカテーテルや針で行う治療である。

問題
IVR(interventional radiology)治療について正しいのはどれか。 a.動脈瘤治療にも適応がある。 b.TAVI とは経カテーテル的大動脈弁植込み術のことである。 c.冠動脈インターベンション時のX 線透視は不要である。 d.ステントは血管内のみに使用される。 e.ロータブレータは消化管狭窄に使用する器材である。
  1. 1. a、b ✓
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 70.6%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番(a・b)

IVR(画像下治療)は、X線透視などの画像で見ながらカテーテルや針で行う治療である。動脈瘤の塞栓術やステントグラフト、TAVIはその代表で、a・bが正しい。


【各選択肢の解説】

a.動脈瘤治療にも適応がある。
✅ 正しい。脳動脈瘤のコイル塞栓術や、大動脈瘤のステントグラフト内挿術がIVRで行われる。

b.TAVIとは経カテーテル的大動脈弁植込み術のことである。
✅ 正しい。開胸せずにカテーテルで人工弁を大動脈弁の位置に留置する、大動脈弁狭窄症の治療である。

c.冠動脈インターベンション時のX線透視は不要である。
❌ 誤り。正しくはカテーテル・ガイドワイヤ・ステントの位置を確かめるため、冠動脈造影とX線透視が必須である。

d.ステントは血管内のみに使用される。
❌ 誤り。正しくは胆管・消化管・気管など血管以外の管の狭窄にもステントが使われる。

e.ロータブレータは消化管狭窄に使用する器材である。
❌ 誤り。正しくはロータブレータは先端のダイヤモンド粒付きのバーを高速回転させ、冠動脈の石灰化病変を削るPCIの器材である。

1. a、b
✅ 正しい(=正答)。どちらも正しい記述である。
2. a、e
❌ eは誤り。正しくは正しい記述はa・b。
3. b、c
❌ cは誤り。正しくは正しい記述はa・b。
4. c、d
❌ c・dは誤り。正しくは正しい記述はa・b。
5. d、e
❌ d・eは誤り。正しくは正しい記述はa・b。

【試験対策ポイント】

区分例
血管系IVR動脈瘤のコイル塞栓・ステントグラフト・PCI・TAVI
非血管系IVR胆管・消化管ステント・経皮的ドレナージ
  • ロータブレータ=冠動脈の石灰化を削る
  • TAVI=経カテーテル大動脈弁植込み術
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