第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第37問
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第37問(各種治療機器)の正答は 2 です。レーザ手術で有害事象の「原因でない」ものを選ぶ問題。
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
初回正答率 70%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
レーザ手術で有害事象の「原因でない」ものを選ぶ問題。保護メガネの着用と発生ガス(手術煙)の除去は安全対策そのもので、事故の原因にはならない。
【各選択肢の解説】
a.保護メガネ着用
✅ 原因でない。照射するレーザの波長に合った保護メガネで、直接光や反射光による眼の傷害を防ぐ対策である。
b.出射方向の確認不良
❌ 原因となる。正しくは出射方向を確かめずに照射すると、目標外の組織や人に当たって熱傷や眼障害を起こす原因になる。
c.被覆なしの金属鉗子使用
❌ 原因となる。正しくは光沢のある金属面でレーザが反射し、意図しない部位を照射する原因になる。反射を抑える表面処理をした器具を使う。
d.レーザ照射部の複数スタッフによる操作
❌ 原因となる。正しくは誰が照射しているかがあいまいになり、フットスイッチの誤操作などで誤照射を起こす原因になる。照射の操作は決めた1人が行う。
e.発生ガスの除去
✅ 原因でない。組織の蒸散で出る煙(サージカルスモーク)を吸引して除くのは、術者の吸入や視野の悪化を防ぐ対策である。
❌ bは原因となる。正しくは原因でないのはa・e。
✅ 正しい(=正答)。どちらも安全対策で、有害事象の原因ではない。
❌ b・cは原因となる。正しくは原因でないのはa・e。
❌ c・dは原因となる。正しくは原因でないのはa・e。
❌ dは原因となる。正しくは原因でないのはa・e。
【試験対策ポイント】
| 危険 | 対策 |
|---|---|
| 眼の傷害 | 波長に合った保護メガネ・管理区域の表示 |
| 反射による誤照射 | 反射しにくい器具・出射方向の確認 |
| 誤操作 | 照射の操作者を1人に決める |
| 手術煙 | 排煙装置で吸引 |
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