第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第38問
医用機器の安全管理第37回午後
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第38問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。JIS T 1022(病院電気設備の安全基準)では、医用室の接地端子と医用接地センタの間の抵抗は0.1 Ω以下と決められている。
問題
JIS T 1022 の規定で誤っているのはどれか。
- 1. ME 機器を使用するすべての医用室には保護接地を設けなければならない。
- 2. ME 機器に電源供給する場合には医用コンセントが使用される。
- 3. 接地幹線には病院建物の鉄骨が利用できる。
- 4. 壁面接地端子と医用接地センタ間の電気抵抗値は1 Ω 以下である。 ✓
- 5. 医用接地方式に用いる接地極の接地抵抗値は10 Ω 以下である。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 31.3%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 壁面接地端子と医用接地センタ間の電気抵抗値は1 Ω 以下である。
JIS T 1022(病院電気設備の安全基準)では、医用室の接地端子と医用接地センタの間の抵抗は0.1 Ω以下と決められている。1 Ωとする4が誤りである。
【各選択肢の解説】
1. ME 機器を使用するすべての医用室には保護接地を設けなければならない。
✅ 正しい。保護接地は医用室の種類を問わず必ず設ける設備で、機器の外装に漏れた電流を大地へ逃がしてマクロショックを防ぐ。
✅ 正しい。保護接地は医用室の種類を問わず必ず設ける設備で、機器の外装に漏れた電流を大地へ逃がしてマクロショックを防ぐ。
2. ME 機器に電源供給する場合には医用コンセントが使用される。
✅ 正しい。接地極付きで抜けにくい医用コンセントを使い、機器の保護接地を確実にする。
✅ 正しい。接地極付きで抜けにくい医用コンセントを使い、機器の保護接地を確実にする。
3. 接地幹線には病院建物の鉄骨が利用できる。
✅ 正しい。JIS T 1022では建物の鉄骨や鉄筋を接地幹線として利用できるとされている。
✅ 正しい。JIS T 1022では建物の鉄骨や鉄筋を接地幹線として利用できるとされている。
4. 壁面接地端子と医用接地センタ間の電気抵抗値は1 Ω 以下である。
❌ 誤り(=正答)。正しくは0.1 Ω以下(JIS T 1022)。
❌ 誤り(=正答)。正しくは0.1 Ω以下(JIS T 1022)。
5. 医用接地方式に用いる接地極の接地抵抗値は10 Ω 以下である。
✅ 正しい。医用接地方式の接地極は接地抵抗10 Ω以下とされている(JIS T 1022)。
✅ 正しい。医用接地方式の接地極は接地抵抗10 Ω以下とされている(JIS T 1022)。
【試験対策ポイント】
| 項目(JIS T 1022) | 規定 |
|---|---|
| 接地極の接地抵抗 | 10 Ω以下 |
| 医用室の接地端子〜医用接地センタ間 | 0.1 Ω以下 |
「大地との抵抗は10 Ω、室内の配線どうしは0.1 Ω」と、何と何の間の抵抗かで区別する。
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