第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第39問
医用機器の安全管理第37回午後
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第39問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。非接地配線方式は、絶縁変圧器の二次側を大地から浮かせた配線である。
問題
非接地配線方式の主たる目的はどれか。
- 1. 患者漏れ電流の防止
- 2. 対地絶縁破壊の防止
- 3. 停電時の電源確保
- 4. 一線地絡時の電源供給継続 ✓
- 5. 過電流の監視
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.2%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 一線地絡時の電源供給継続
非接地配線方式は、絶縁変圧器の二次側を大地から浮かせた配線である。電線の1本が地絡しても大きな地絡電流の回路ができず、ブレーカが落ちないので、手術中などに電源を止めずに使い続けられる。
【各選択肢の解説】
1. 患者漏れ電流の防止
❌ 誤り。正しくは患者漏れ電流は機器側の絶縁や装着部の形別(B形・BF形・CF形)で抑えるもので、非接地配線方式の目的ではない。
❌ 誤り。正しくは患者漏れ電流は機器側の絶縁や装着部の形別(B形・BF形・CF形)で抑えるもので、非接地配線方式の目的ではない。
2. 対地絶縁破壊の防止
❌ 誤り。正しくは絶縁破壊を防ぐ方式ではなく、絶縁が劣化・破壊して地絡が起きても給電を続けるための方式である。
❌ 誤り。正しくは絶縁破壊を防ぐ方式ではなく、絶縁が劣化・破壊して地絡が起きても給電を続けるための方式である。
3. 停電時の電源確保
❌ 誤り。正しくは停電時の電源確保は非常電源(一般・特別・瞬時特別非常電源、無停電電源装置)の役割である。
❌ 誤り。正しくは停電時の電源確保は非常電源(一般・特別・瞬時特別非常電源、無停電電源装置)の役割である。
4. 一線地絡時の電源供給継続
✅ 正しい(=正答)。二次側が大地と絶縁されているため、1線が地絡しても電流の帰り道ができず、過電流遮断器が働かないので給電が続く。
✅ 正しい(=正答)。二次側が大地と絶縁されているため、1線が地絡しても電流の帰り道ができず、過電流遮断器が働かないので給電が続く。
5. 過電流の監視
❌ 誤り。正しくは過電流は配線用遮断器(ブレーカ)が遮断する。非接地配線方式で監視するのは、絶縁監視装置による地絡(漏れ)の状態である。
❌ 誤り。正しくは過電流は配線用遮断器(ブレーカ)が遮断する。非接地配線方式で監視するのは、絶縁監視装置による地絡(漏れ)の状態である。
【試験対策ポイント】
- 非接地配線方式=絶縁変圧器+絶縁監視装置
- 絶縁監視装置は、地絡が起きたときに流れうる電流が2 mAに達すると警報を出す(JIS T 1022)
- 目的は「1線地絡でも停電させない」。停電対策(非常電源)と混同しない
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