MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第67問

呼吸療法装置第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第67問(呼吸療法装置)の正答は 4 です。量規定換気では換気量が一定なので、気道内圧は肺の膨らみやすさ(コンプライアンス)と気道抵抗で決まり、リークがあれば下がる。

問題
量規定調節換気中の患者の気道内圧低下の原因として誤っているのはどれか。
  1. 1. 無気肺の改善
  2. 2. 気管支攣縮の軽快
  3. 3. 呼吸器回路からのガス漏れ
  4. 4. 気管チューブ先端の片肺への移動 ✓
  5. 5. 気管チューブのカフからの空気漏れ

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.2%標準

38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 気管チューブ先端の片肺への移動

量規定換気では換気量が一定なので、気道内圧は肺の膨らみやすさ(コンプライアンス)と気道抵抗で決まり、リークがあれば下がる。片肺挿管は1つの肺に全量を送るため、気道内圧は上昇する=低下の原因ではない。


【各選択肢の解説】

1. 無気肺の改善
✅ 正しい(低下の原因)。つぶれていた肺胞が開いてコンプライアンスが上がり、同じ換気量を送るのに必要な圧が下がる。
2. 気管支攣縮の軽快
✅ 正しい(低下の原因)。気管支が広がって気道抵抗が下がり、気道内圧(特に最高気道内圧)が下がる。
3. 呼吸器回路からのガス漏れ
✅ 正しい(低下の原因)。送ったガスが回路から逃げるため、回路内の圧が上がらない。
4. 気管チューブ先端の片肺への移動
❌ 誤り(=正答)。片肺だけに設定換気量が送られ、換気される肺が小さくなってコンプライアンスが下がる。正しくは気道内圧は上昇する。
5. 気管チューブのカフからの空気漏れ
✅ 正しい(低下の原因)。カフと気管壁のすき間からガスが口側へ漏れ、気道内圧が下がる。

【試験対策ポイント】

気道内圧原因
上昇コンプライアンス低下(無気肺・気胸・片肺挿管)、気道抵抗上昇(痰・屈曲・気管支攣縮)
低下リーク(回路・カフ)、回路はずれ、コンプライアンスの改善、気道抵抗の低下
  • 圧規定換気では逆に、圧が一定で換気量が変わる
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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