第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第74問
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第74問(血液浄化療法装置)の正答は 4 です。血液透析装置が治療中に連続して見張っているのは、患者の安全に直結し、異常時に血液ポンプ停止やクランプを即座にかける項目(漏血・気泡・回路内圧など)である。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d ✓
- 5. c、d、e
正答:4番
初回正答率 88%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
血液透析装置が治療中に連続して見張っているのは、患者の安全に直結し、異常時に血液ポンプ停止やクランプを即座にかける項目(漏血・気泡・回路内圧など)である。水質や血液の成分は定期の検査で管理する。
【各選択肢の解説】
a.血漿浸透圧
❌ 誤り。正しくは透析装置で連続測定する項目ではなく、必要に応じて採血して測る検査値である。
b.漏血
✅ 正しい。透析膜が破れて血液が透析液側に漏れると、透析液排液側の漏血検知器(光学式)が検知して警報を出す。
c.気泡混入
✅ 正しい。静脈側(返血側)の気泡検知器(超音波式)が連続監視し、検知すると血液ポンプを止め静脈側をクランプして空気塞栓を防ぐ。
d.静脈側回路内圧
✅ 正しい。静脈圧を連続監視し、回路の凝固・閉塞(上昇)や返血針の抜け・回路の外れ(低下)を検出する。
e.透析液エンドトキシン濃度
❌ 誤り。正しくは透析液の水質は定期的に検体を採って測定・管理する(日本透析医学会 透析液水質基準)もので、治療中に常時監視はしない。
❌ 誤り。aは常時監視しない。正しくはb・c・dの組合せである。
❌ 誤り。a・eは常時監視しない。正しくはb・c・dの組合せである。
❌ 誤り。a・eは常時監視しない。正しくはb・c・dの組合せである。
✅ 正しい(=正答)。漏血・気泡・静脈圧はいずれも装置が連続監視する。
❌ 誤り。eは常時監視しない。正しくはb・c・dの組合せである。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 項目 |
|---|---|
| 治療中に常時監視 | 気泡、漏血、静脈圧、透析液の温度・濃度(電導度) |
| 定期の測定・検査 | 透析液のエンドトキシン・生菌数、血漿浸透圧などの血液検査 |
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