MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第75問

血液浄化療法装置第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第75問(血液浄化療法装置)の正答は 2 です。未分画ヘパリンはアンチトロンビンと結合してその作用を増強し、主にトロンビン(第Ⅱa因子)と第Xa因子の活性を阻害する。

問題
未分画ヘパリンによって活性が阻害される凝固因子はどれか。
  1. 1. フィブリン(第Ⅰa 因子)
  2. 2. トロンビン(第Ⅱa 因子)
  3. 3. 第Ⅲ因子
  4. 4. 第Ⅻ因子
  5. 5. 第XIII因子

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — トロンビン(第Ⅱa因子)

未分画ヘパリンはアンチトロンビンと結合してその作用を増強し、主にトロンビン(第Ⅱa因子)と第Xa因子の活性を阻害する。選択肢中で該当するのはトロンビンで2番が正答。


【各選択肢の解説】

1. フィブリン(第Ⅰa因子)
❌ 誤り。フィブリンは凝固の最終産物で、ヘパリンの直接標的ではない。
2. トロンビン(第Ⅱa因子)
✅ 正しい。ヘパリン-アンチトロンビン複合体がトロンビン(Ⅱa)を阻害する主要作用点。
3. 第Ⅲ因子
❌ 誤り。第Ⅲ因子(組織因子)はヘパリンの阻害対象ではない。
4. 第Ⅻ因子
❌ 誤り。接触因子でヘパリンの主要標的ではない。
5. 第ⅩⅢ因子
❌ 誤り。フィブリン安定化因子で、ヘパリンの標的ではない。

【試験対策ポイント】

ヘパリンはアンチトロンビン(AT)を介して Ⅱa(トロンビン)と Xa を阻害する(間接的抗凝固)。血液浄化では未分画ヘパリン・低分子ヘパリン・ナファモスタット(メシル酸ナファモスタット)・アルガトロバン(抗トロンビン薬)を使い分ける。ACT・APTTでモニタリングする。

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