MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第81問

医用機械工学第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第81問(医用機械工学)の正答は 2 です。ダッシュポット(ダンパ、粘性要素)は流体の粘性抵抗を利用し、発生する抵抗力はロッドの移動速度に比例する(F=c・v、c=粘性減衰係数)。

問題
ダッシュポットに発生する抵抗力に比例するロッドの運動学的条件はどれか。
  1. 1. 変 位
  2. 2. 速 度
  3. 3. 加速度
  4. 4. 速度の2 乗
  5. 5. 加速度の2 乗

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 速度

ダッシュポット(ダンパ、粘性要素)は流体の粘性抵抗を利用し、発生する抵抗力はロッドの移動速度に比例する(F=c・v、c=粘性減衰係数)。よって2番が正答。


【各選択肢の解説】

1. 変位
❌ 誤り。変位に比例する抵抗力を生むのはばね(弾性要素)(F=kx)。
2. 速度
✅ 正しい。ダッシュポットの抵抗力は速度に比例(F=c・v)=粘性要素。
3. 加速度
❌ 誤り。加速度に比例する力は質量(慣性要素)(F=ma)。
4. 速度の2乗
❌ 誤り。乱流の抵抗などでは速度2乗依存もあるが、粘性ダッシュポットは1乗(層流)。
5. 加速度の2乗
❌ 誤り。物理的な線形要素として該当しない。

【試験対策ポイント】

粘弾性モデルの3要素:ばね(弾性)=変位に比例 F=kxダッシュポット(粘性)=速度に比例 F=cv質量(慣性)=加速度に比例 F=ma。生体の粘弾性はばねとダッシュポットの組合せ(Maxwell模型・Voigt模型)で表す。この対応関係が頻出。

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