第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第81問
医用機械工学第37回午後
第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第81問(医用機械工学)の正答は 2 です。ダッシュポットは粘性流体を満たしたシリンダ内をピストン(ロッド)が動く粘性要素で、抵抗力はロッドの速度に比例する(F = cv、c:粘性係数)。
問題
ダッシュポットに発生する抵抗力に比例するロッドの運動学的条件はどれか。
- 1. 変位
- 2. 速度 ✓
- 3. 加速度
- 4. 速度の2 乗
- 5. 加速度の2 乗
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 14.3%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 速度
ダッシュポットは粘性流体を満たしたシリンダ内をピストン(ロッド)が動く粘性要素で、抵抗力はロッドの速度に比例する(F = cv、c:粘性係数)。力学モデルの3要素(ばね・ダッシュポット・質量)が何に比例するかの見分けを問う。
【各選択肢の解説】
1. 変位
❌ 誤り。正しくは変位に比例する力を出すのはばね(弾性要素)で、F = kx である。
❌ 誤り。正しくは変位に比例する力を出すのはばね(弾性要素)で、F = kx である。
2. 速度
✅ 正しい(=正答)。ピストンが速く動くほど流体が狭い隙間を速く流れ、粘性による抵抗が速度に比例して大きくなる(F = cv)。
✅ 正しい(=正答)。ピストンが速く動くほど流体が狭い隙間を速く流れ、粘性による抵抗が速度に比例して大きくなる(F = cv)。
3. 加速度
❌ 誤り。正しくは加速度に比例する力は質量(慣性要素)のもので、F = ma である。
❌ 誤り。正しくは加速度に比例する力は質量(慣性要素)のもので、F = ma である。
4. 速度の2 乗
❌ 誤り。正しくはダッシュポットは速度の1乗に比例する線形の粘性要素である。
❌ 誤り。正しくはダッシュポットは速度の1乗に比例する線形の粘性要素である。
5. 加速度の2 乗
❌ 誤り。正しくは加速度の2乗に比例する力をもつ力学要素はなく、ダッシュポットの抵抗力は速度に比例する。
❌ 誤り。正しくは加速度の2乗に比例する力をもつ力学要素はなく、ダッシュポットの抵抗力は速度に比例する。
【試験対策ポイント】
| 要素 | 力が比例する量 | 式 |
|---|---|---|
| ばね(弾性) | 変位 | F = kx |
| ダッシュポット(粘性) | 速度 | F = cv |
| 質量(慣性) | 加速度 | F = ma |
生体の粘弾性はばねとダッシュポットの直列(マクスウェルモデル)・並列(フォークトモデル)で表す。
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