MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第82問

医用機械工学第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第82問(医用機械工学)の正答は 4 です。図は上端が真空の水銀柱で、大気圧と水銀柱の重さがつり合う(p = ρgh)。

問題
気圧が1013 hPa から934 hPa に低下した。図のように、水銀柱で測定していた場合、柱の高さ h の変化 Δh[cm]に最も近いのはどれか。
第37回午後第82問 図
  1. 1. 10
  2. 2. 6
  3. 3. -0.6
  4. 4. -6 ✓
  5. 5. -10

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 23.5%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — -6

図は上端が真空の水銀柱で、大気圧と水銀柱の重さがつり合う(p = ρgh)。気圧が下がれば柱は低くなるので符号は負、大きさは圧力差を水銀柱の高さに直して求める。


【各選択肢の解説】

計算:Δp = 934 - 1013 = -79 hPa = -7900 Pa
方法①(比で求める):1013 hPa ≒ 76 cmHg なので
 Δh = -79 ÷ 1013 × 76 ≒ -5.9 cm
方法②(p = ρgh):水銀の密度 ρ ≒ 13.6×10³ kg/m³、g ≒ 9.8 m/s²
 Δh = Δp ÷ (ρg) = -7900 ÷ (13.6×10³ × 9.8) ≒ -0.059 m ≒ -5.9 cm
どちらも約 -6 cm になる。

1. 10
❌ 誤り。正しくは気圧低下で柱は低くなり(負)、大きさは約6 cmである。
2. 6
❌ 誤り。大きさは合うが符号が逆。正しくは気圧低下で柱は約6 cm低くなる=-6である。
3. -0.6
❌ 誤り。1桁小さい。正しくは79 hPaは約59 mmHg=約5.9 cmで、-6である。
4. -6
✅ 正しい(=正答)。79 hPaの低下は水銀柱で約5.9 cmの低下に当たる。
5. -10
❌ 誤り。大きすぎる。正しくは約 -6 cmである。

【試験対策ポイント】

  • 1気圧 = 1013 hPa = 760 mmHg = 76 cmHg
  • 1 mmHg ≒ 1.33 hPa(133 Pa)
  • 水銀柱の高さ h = p ÷ (ρg)。水柱なら水銀の約13.6倍の高さになる
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