MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第84問

医用機械工学第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第84問(医用機械工学)の正答は 3 です。図は断面積 A、長さ L の物体の面 a(温度 θ₁)から面 b(温度 θ₂)へ熱が流れる場面である。

問題
図のような長さL、断面積A、熱伝導率k の物体において、面a の温度が θ₁、面b の温度がθ₂ である。t 秒間に移動する熱量Q と反比例するのはどれか。 ただし、熱量は面a から面b へのみ移動する。
第37回午後第84問 図
  1. 1. A
  2. 2. t
  3. 3. L ✓
  4. 4. k
  5. 5. θ₁ - θ₂

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68.8%参考値

16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — L

図は断面積 A、長さ L の物体の面 a(温度 θ₁)から面 b(温度 θ₂)へ熱が流れる場面である。フーリエの法則より、t 秒間に移動する熱量は

 Q = k A (θ₁ - θ₂) t / L

で、分母にある L(熱が通る距離)だけが Q に反比例する。


【各選択肢の解説】

1. A
❌ 誤り。正しくは A は分子にあり、断面積が大きいほど熱の通り道が広くなって Q は比例して増える。
2. t
❌ 誤り。正しくは t は分子にあり、時間が長いほど Q は比例して増える。
3. L
✅ 正しい(=正答)。L は分母にあり、長いほど温度勾配(θ₁ - θ₂)/L が小さくなるため Q は L に反比例する。
4. k
❌ 誤り。正しくは k は分子にあり、熱伝導率が大きいほど Q は比例して増える。
5. θ₁ - θ₂
❌ 誤り。正しくは温度差は分子にあり、Q は温度差に比例する。

【試験対策ポイント】

  • Q = kA(θ₁ - θ₂)t/L:比例=k・A・温度差・時間、反比例=長さ(厚さ)
  • 熱抵抗 R = L/(kA)。電気抵抗 R = ρL/A と同じ形で、長いほど・細いほど・伝導率が低いほど熱が通りにくい
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「医用機械工学」でまとめて復習できます。力学・材料力学・流体・熱の頻出ポイントを国試の粒度で整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「医用機械工学」第1章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第37回 全問一覧

▶ 医用機械工学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)