MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問

生体物性第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第85問(生体物性)の正答は 1 です。電離作用の強さは、物質中を進む単位長さあたりに与えるエネルギー(線エネルギー付与:LET)で決まる。

問題
同じエネルギーの放射線で電離作用の強さの順番が正しいのはどれか。
  1. 1. α線>β線>γ線 ✓
  2. 2. α線>γ線>β線
  3. 3. γ線>β線>α線
  4. 4. γ線>α線>β線
  5. 5. β線>γ線>α線

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.7%参考値

26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — α線>β線>γ線

電離作用の強さは、物質中を進む単位長さあたりに与えるエネルギー(線エネルギー付与:LET)で決まる。電荷と質量が大きい粒子ほど物質と強く相互作用するため、α線 > β線 > γ線の順になる。透過力はその逆順である。


【各選択肢の解説】

1. α線>β線>γ線
✅ 正しい(=正答)。α線(ヘリウム原子核:+2価・重い)は短い距離で密に電離し、β線(電子)がそれに続き、電荷をもたないγ線(電磁波)は電離が最も疎である。
2. α線>γ線>β線
❌ 誤り。βとγの順が逆。正しくはα線>β線>γ線である。
3. γ線>β線>α線
❌ 誤り。これは透過力の順である。正しくは電離作用はα線>β線>γ線である。
4. γ線>α線>β線
❌ 誤り。γ線の電離作用は最も弱い。正しくはα線>β線>γ線である。
5. β線>γ線>α線
❌ 誤り。α線の電離作用は最も強い。正しくはα線>β線>γ線である。

【試験対策ポイント】

α線β線γ線
正体ヘリウム原子核電子電磁波
電離作用最も強い中最も弱い
透過力最も弱い(紙で止まる)中(薄いアルミ板で止まる)最も強い(鉛などで遮蔽)
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