MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第88問

医用材料第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第88問(医用材料)の正答は 5 です。よって正しい記述はc・d・e → 「5番」。

問題
医用材料に対する血液凝固の促進反応で正しいのはどれか。 a.ヘパリンが作用する。 b.クエン酸が関与する。 c.カルシウムイオンが関与する。 d.プロトロンビンが活性化する。 e.第Xa 因子が活性化する。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — c、d、e

組合せ問題。医用材料に対する血液の凝固促進反応で正しいのはc・d・e。その組合せは5番。異物(材料)表面では内因系凝固が活性化される。


【各選択肢の解説】

a.ヘパリンが作用する。
→ ❌ 誤り。ヘパリンは抗凝固薬で、凝固を促進しない。

b.クエン酸が関与する。
→ ❌ 誤り。クエン酸はCa²⁺をキレートして抗凝固に働く(凝固阻止)。

c.カルシウムイオンが関与する。
→ ✅ 正しい。Ca²⁺(第Ⅳ因子)は多くの凝固反応段階に必須で凝固を促進する。

d.プロトロンビンが活性化する。
→ ✅ 正しい。プロトロンビン(Ⅱ)→トロンビン(Ⅱa)への活性化が進む。

e.第Xa因子が活性化する。
→ ✅ 正しい。内因系・共通経路で第X因子がXaに活性化される。

よって正しい記述はc・d・e → 「5番」。


【試験対策ポイント】

材料(異物)表面では内因系(接触相:第Ⅻ因子)が活性化→Xa→プロトロンビン活性化→トロンビン→フィブリン。Ca²⁺は凝固に必須。抗凝固側=ヘパリン(ATを増強)・クエン酸/EDTA(Caキレート)と対比。医用材料の血液適合性(抗血栓性)評価の基礎。

📗 \ この分野をまとめて理解する /
「生体物性材料工学」の国試ノート(要点整理・無料)
生体物性(電気・熱・音・光)と医用材料・滅菌法の要点を整理。
▶ 生体物性材料工学ノートを無料で読む
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、臨床工学技士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第37回 全問一覧

▶ 医用材料 の過去問一覧

スポンサーリンク