MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問

呼吸器系第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問(呼吸器系)の正答は 2 です。COPDの最大の危険因子は喫煙だが、発症するのは喫煙者の一部(約15〜20%とされる)で、喫煙への感受性に個人差がある(日本呼吸器学会 COPD診断と治療のためのガイドライン)。

問題
COPD について誤っているのはどれか。
  1. 1. 男性に多い。
  2. 2. 喫煙者の80%以上に発症する。 ✓
  3. 3. スパイロメトリーでFEV1/FVC(1 秒率)が70%未満である。
  4. 4. 呼吸リハビリテーションを行う。
  5. 5. インフルエンザワクチン接種が推奨される。

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75.9%参考値

29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 喫煙者の80%以上に発症する。

COPDの最大の危険因子は喫煙だが、発症するのは喫煙者の一部(約15〜20%とされる)で、喫煙への感受性に個人差がある(日本呼吸器学会 COPD診断と治療のためのガイドライン)。「80%以上」が誤り。


【各選択肢の解説】

1. 男性に多い。
✅ 正しい。喫煙率の高さを反映して男性に多い。
2. 喫煙者の80%以上に発症する。
❌ 誤り(=正答)。正しくは発症するのは喫煙者のうち一部(約15〜20%とされる)で、感受性の高い人に起こる。
3. スパイロメトリーでFEV1/FVC(1秒率)が70%未満である。
✅ 正しい。気管支拡張薬吸入後の1秒率が70%未満であることが診断基準で、閉塞性換気障害を表す(日本呼吸器学会ガイドライン・GOLD)。
4. 呼吸リハビリテーションを行う。
✅ 正しい。運動療法を中心とした呼吸リハビリテーションで、息切れ・運動耐容能・QOLが改善する。
5. インフルエンザワクチン接種が推奨される。
✅ 正しい。気道感染はCOPDの増悪の主な原因であり、ワクチンで増悪を減らす(肺炎球菌ワクチンも推奨される)。

【試験対策ポイント】

  • COPD=たばこ煙などの吸入による閉塞性換気障害(気管支拡張薬吸入後の1秒率<70%)
  • 管理:禁煙(最重要)・気管支拡張薬(長時間作用性抗コリン薬・β2刺激薬)・呼吸リハビリテーション・ワクチン・在宅酸素療法
  • 「喫煙者の大多数が発症」はひっかけ=発症は一部
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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