第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問
循環器系第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問(循環器系)の正答は 5 です。正常では下肢(足首)の血圧は上腕よりやや高く、ABI(足関節上腕血圧比)は1.0以上となる。
問題
正しいのはどれか。
- 1. 脱水は血圧を上昇させる。
- 2. 起立動作は血圧を上昇させる。
- 3. ステロイドホルモンは血圧を低下させる。
- 4. 高齢者では脈圧は小さくなる。
- 5. 正常では下腿の血圧は上腕よりも高い。 ✓
正答:5番
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解説
■ 正答:5番 — 正常では下腿の血圧は上腕よりも高い。
正常では下肢(足首)の血圧は上腕よりやや高く、ABI(足関節上腕血圧比)は1.0以上となる。5が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 脱水は血圧を上昇させる。
❌ 誤り。循環血液量が減少し血圧は低下する。
❌ 誤り。循環血液量が減少し血圧は低下する。
2. 起立動作は血圧を上昇させる。
❌ 誤り。起立直後は静脈還流減少で一過性に低下(起立性低血圧)。
❌ 誤り。起立直後は静脈還流減少で一過性に低下(起立性低血圧)。
3. ステロイドホルモンは血圧を低下させる。
❌ 誤り。アルドステロン・糖質コルチコイドはNa貯留で血圧を上昇させる。
❌ 誤り。アルドステロン・糖質コルチコイドはNa貯留で血圧を上昇させる。
4. 高齢者では脈圧は小さくなる。
❌ 誤り。動脈硬化で収縮期↑・拡張期↓となり脈圧は増大する。
❌ 誤り。動脈硬化で収縮期↑・拡張期↓となり脈圧は増大する。
5. 正常では下腿の血圧は上腕よりも高い。
✅ 正しい。ABI≧1.0が正常。
✅ 正しい。ABI≧1.0が正常。
【試験対策ポイント】
脈圧=収縮期−拡張期。ABI<0.9で下肢動脈閉塞(ASO/PAD)を疑う。脱水・起立性低血圧は血圧低下要因、アルドステロン・ステロイドは上昇要因。
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