第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問
生体物理・化学現象の計測第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 2 です。オシロメトリック法は、カフ圧を下げながらカフ内に伝わる脈波の振幅の変化から血圧を推定する。
問題
オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。
- 1. 中心静脈圧が測定できる。
- 2. 不整脈は測定誤差の原因となる。 ✓
- 3. 1 心拍ごとに血圧を連続測定できる。
- 4. 聴診法よりも周囲の雑音の影響を受けやすい。
- 5. カフ圧が最高血圧と等しいとき脈波振動の振幅が最大となる。
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.7%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 不整脈は測定誤差の原因となる。
オシロメトリック法は、カフ圧を下げながらカフ内に伝わる脈波の振幅の変化から血圧を推定する。拍ごとの振幅が不規則になる不整脈では推定が乱れ、誤差の原因になる。
【各選択肢の解説】
1. 中心静脈圧が測定できる。
❌ 誤り。カフで測れるのは動脈圧。正しくは中心静脈圧は中心静脈カテーテルを入れて観血的に測定する。
❌ 誤り。カフで測れるのは動脈圧。正しくは中心静脈圧は中心静脈カテーテルを入れて観血的に測定する。
2. 不整脈は測定誤差の原因となる。
✅ 正しい。脈の間隔や強さが拍ごとに変わると、カフ圧に対する振幅の変化がきれいな山形にならず、最大振幅点や推定値がずれる。体動も同じく誤差の原因になる。
✅ 正しい。脈の間隔や強さが拍ごとに変わると、カフ圧に対する振幅の変化がきれいな山形にならず、最大振幅点や推定値がずれる。体動も同じく誤差の原因になる。
3. 1 心拍ごとに血圧を連続測定できる。
❌ 誤り。1回の測定にカフの加圧と減圧が必要で、測定は間欠的になる。正しくは1心拍ごとの連続測定は観血式(動脈カテーテル)で行う。
❌ 誤り。1回の測定にカフの加圧と減圧が必要で、測定は間欠的になる。正しくは1心拍ごとの連続測定は観血式(動脈カテーテル)で行う。
4. 聴診法よりも周囲の雑音の影響を受けやすい。
❌ 誤り。正しくは、音でなくカフの圧振動を検出するため、コロトコフ音を聴く聴診法より周囲の雑音の影響を受けにくい。
❌ 誤り。正しくは、音でなくカフの圧振動を検出するため、コロトコフ音を聴く聴診法より周囲の雑音の影響を受けにくい。
5. カフ圧が最高血圧と等しいとき脈波振動の振幅が最大となる。
❌ 誤り。正しくは振幅が最大になるのはカフ圧が平均血圧に等しいとき。最高血圧・最低血圧はこの最大振幅をもとに推定する。
❌ 誤り。正しくは振幅が最大になるのはカフ圧が平均血圧に等しいとき。最高血圧・最低血圧はこの最大振幅をもとに推定する。
【試験対策ポイント】
| 聴診法 | オシロメトリック法 | |
|---|---|---|
| 検出するもの | コロトコフ音 | カフ内の圧振動 |
| 周囲の雑音 | 受けやすい | 受けにくい |
| 振幅最大点 | — | 平均血圧 |
| 誤差の原因 | 聴き取りの個人差 | 不整脈・体動 |
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