MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問

生体物理・化学現象の計測第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 1 です。リリー型呼吸流量計は、流路に置いた抵抗体(細かい金網)の前後に生じる圧力差(差圧)を測って流量を求める差圧式のニューモタコグラフである。

問題
リリー型呼吸流量計の測定に用いるのはどれか。
  1. 1. 差圧 ✓
  2. 2. 温度変化
  3. 3. カルマン渦列
  4. 4. 可動円筒の変位
  5. 5. 超音波伝播時間差

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 84%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 差圧

リリー型呼吸流量計は、流路に置いた抵抗体(細かい金網)の前後に生じる圧力差(差圧)を測って流量を求める差圧式のニューモタコグラフである。


【各選択肢の解説】

1. 差圧
✅ 正しい。抵抗体を通る流れを層流にすると、抵抗体の前後の差圧が流量に比例する(ハーゲン・ポアズイユの法則)。そのため差圧から流量が求まる。抵抗体に細管の束を使うのはフライシュ型で、こちらも差圧式である。
2. 温度変化
❌ 誤り。正しくは、加熱した細線が気流で冷える度合い(温度変化)から流量を求めるのは熱線式流量計の原理。
3. カルマン渦列
❌ 誤り。正しくは、流れの中の柱状物の後ろにできる渦の発生周波数が流速に比例することを使う渦流量計の原理。
4. 可動円筒の変位
❌ 誤り。流量でなく気量(容積)を測る方式。正しくは、気体の出入りで動く円筒(ベル)の変位から気量を求める気量型スパイロメータの原理。
5. 超音波伝播時間差
❌ 誤り。正しくは、流れに沿う向きと逆らう向きで超音波の伝わる時間が変わることを使う超音波流量計の原理。

【試験対策ポイント】

方式測るもの
差圧式(リリー型・フライシュ型)抵抗体前後の差圧
熱線式細線の温度変化(冷却)
渦流量計カルマン渦の発生周波数
超音波式伝播時間差
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