第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第34問(各種治療機器)の正答は 1 です。体外式除細動器は、電極ペースト(またはパッド)で接触抵抗を下げ、いつでも使えるよう電源につないで保管し、出力端子は大地から浮かせている。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
初回正答率 48.3%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
体外式除細動器は、電極ペースト(またはパッド)で接触抵抗を下げ、いつでも使えるよう電源につないで保管し、出力端子は大地から浮かせている。試験負荷は50 Ω、二相性波形の極性反転は半導体スイッチで行う。
【各選択肢の解説】
a.電極ペーストを使用しないと除細動効果が低下する。
✅ 正しい。ペーストがないと電極と皮膚の接触抵抗が大きくなり、心臓に流れる電流が減って効果が落ちる。皮膚の熱傷も起こりやすくなる。
b.電源コードをコンセントに接続した状態で保管する。
✅ 正しい。内蔵バッテリを常に充電した状態に保ち、緊急時にすぐ使えるようにするため。
c.出力端子はフローティングされている。
✅ 正しい。出力回路を大地から絶縁しているため、患者や操作者を通って大地へ電流が流れるのを防ぐ。
d.二相性波形の極性の反転にはコイルを使用する。
❌ 誤り。正しくは極性の反転は半導体スイッチ(Hブリッジ回路など)で電流の向きを切り替えて行う。コイルは単相性の減衰正弦波で波形を整えるために使う素子である。
e.通電テストには500 Ω の負荷抵抗を使用する。
❌ 誤り。正しくは出力エネルギーの点検には50 Ωの負荷抵抗を使う(人の経胸郭インピーダンスを模した値)。
✅ 正しい。3つとも正しい記述。
❌ eが誤り。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ d・eが誤り。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ dが誤り。正しくはa・b・cの組合せ。
❌ d・eが誤り。正しくはa・b・cの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験負荷 | 50 Ω |
| 出力端子 | フローティング |
| 二相性の極性反転 | 半導体スイッチ |
| 保管 | 電源に接続して充電を維持 |
| 電極 | ペースト・パッドで密着 |
二相性波形は単相性より少ないエネルギーで除細動できる。
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