第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第36問
各種治療機器第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第36問(各種治療機器)の正答は 4 です。超音波凝固切開装置は、ブレードの機械的な超音波振動による摩擦熱で凝固・切離する。
問題
超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。
- 1. アクティブブレードが振動する。
- 2. 把持力を強めることで切離できる。
- 3. 100℃前後で組織凝固させる。
- 4. 術野に煙が発生しやすい。 ✓
- 5. 止血能力に優れる。
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 59.4%標準
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 術野に煙が発生しやすい。
超音波凝固切開装置は、ブレードの機械的な超音波振動による摩擦熱で凝固・切離する。電気メスより低い温度で作用するため、出るのは主に水蒸気のミストで煙は少ない。
【各選択肢の解説】
1. アクティブブレードが振動する。
✅ 正しい。ハンドピース内の振動子で作った超音波振動(数十kHz)がアクティブブレードに伝わり、ブレードが長軸方向に振動する。
✅ 正しい。ハンドピース内の振動子で作った超音波振動(数十kHz)がアクティブブレードに伝わり、ブレードが長軸方向に振動する。
2. 把持力を強めることで切離できる。
✅ 正しい。組織をブレードとパッドで挟み、把持力を強めると切離が進み、弱めると凝固が主になる。
✅ 正しい。組織をブレードとパッドで挟み、把持力を強めると切離が進み、弱めると凝固が主になる。
3. 100℃前後で組織凝固させる。
✅ 正しい。摩擦熱で蛋白質を変性させて凝固させ、温度は100℃前後と電気メスより低い。
✅ 正しい。摩擦熱で蛋白質を変性させて凝固させ、温度は100℃前後と電気メスより低い。
4. 術野に煙が発生しやすい。
❌ 誤り(=正答)。組織を焦がす高温にならないため、煙は出にくい。正しくは発生するのは主にミスト(水蒸気)で、電気メスより煙は少ない。
❌ 誤り(=正答)。組織を焦がす高温にならないため、煙は出にくい。正しくは発生するのは主にミスト(水蒸気)で、電気メスより煙は少ない。
5. 止血能力に優れる。
✅ 正しい。振動と把持圧で血管壁の蛋白質を変性・接着させて閉じるため、切離と同時に止血できる。
✅ 正しい。振動と把持圧で血管壁の蛋白質を変性・接着させて閉じるため、切離と同時に止血できる。
【試験対策ポイント】
| 超音波凝固切開装置 | 電気メス | |
|---|---|---|
| 熱の源 | 機械振動の摩擦熱 | 高周波電流のジュール熱 |
| 温度 | 100℃前後 | 高い |
| 発生物 | ミスト | 煙 |
| 対極板 | 不要 | 必要(モノポーラ) |
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