第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問(各種治療機器)の正答は 2 です。ロボット支援下腹腔鏡手術は、全身麻酔下で鉗子などを腹腔内に入れて行う内視鏡手術で、術者がコンソールでロボットアームを操作するマスタースレーブ方式である。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 87.5%やさしい
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ロボット支援下腹腔鏡手術は、全身麻酔下で鉗子などを腹腔内に入れて行う内視鏡手術で、術者がコンソールでロボットアームを操作するマスタースレーブ方式である。ロボットが自律的に手術するわけではない。
【各選択肢の解説】
a.全身麻酔下で実施する。
✅ 正しい。腹腔に炭酸ガスを入れて膨らませる気腹を行い、長時間の手術になるため全身麻酔で行う。
b.手術器具を腹腔に入れて手術する。
✅ 正しい。腹壁に挿したポート(トロカー)からロボットアームにつけた鉗子や内視鏡を腹腔内に入れて操作する。
c.開腹手術の準備は不要である。
❌ 誤り。正しくは、出血などで腹腔鏡下での続行が難しくなったときにすぐ開腹へ移れるよう、開腹手術の準備が必要である。
d.プログラムに基づいたロボットによる自律的手術である。
❌ 誤り。正しくは術者がコンソールで操作し、その動きをロボットアームが再現するマスタースレーブ方式で、ロボットは自律的に動かない。
e.操作用コンソールは患者と異なる部屋に設置できる。
✅ 正しい。コンソールと患者側のロボットは信号でつながり離れて置けるため、原理上は別の部屋にも設置できる。
❌ cが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
✅ 正しい。3つとも正しい記述。
❌ dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ c・dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ c・dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
- 方式=マスタースレーブ(術者が操作・自律ではない)
- 特徴=多関節鉗子・3D内視鏡・手ぶれの補正・動きの縮小(モーションスケーリング)
- 全身麻酔・気腹下で行い、開腹への移行に備える
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