MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問

各種治療機器第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第37問(各種治療機器)の正答は 2 です。ロボット支援下腹腔鏡手術は全身麻酔下(a)で、鉗子など手術器具を腹腔内に挿入して行う(b)。

問題
ロボット支援下腹腔鏡手術について正しいのはどれか。 a.全身麻酔下で実施する。 b.手術器具を腹腔に入れて手術する。 c.開腹手術の準備は不要である。 d.プログラムに基づいたロボットによる自律的手術である。 e.操作用コンソールは患者と異なる部屋に設置できる。
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d
  5. 5. c、d、e

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — a、b、e

ロボット支援下腹腔鏡手術は全身麻酔下(a)で、鉗子など手術器具を腹腔内に挿入して行う(b)。術者コンソールは患者カートと分離しており原理上は別室(遠隔)にも設置可能(e)。緊急開腹の準備は必要(c誤)、術者が操作するマスタースレーブで自律手術ではない(d誤)。


【各選択肢の解説】

a. 全身麻酔下で実施する。 → ✅ 正しい。全身麻酔・気腹下で実施する。
b. 手術器具を腹腔に入れて手術する。 → ✅ 正しい。トロカーから鉗子・カメラなど手術器具を腹腔内に挿入して操作する。
c. 開腹手術の準備は不要である。 → ❌ 誤り。出血など緊急時に開腹へ移行できるよう開腹手術の準備は必要。
d. プログラムに基づいたロボットによる自律的手術である。 → ❌ 誤り。術者がコンソールで操作するマスタースレーブ方式で、自律的(自動)手術ではない。
e. 操作用コンソールは患者と異なる部屋に設置できる。 → ✅ 正しい。コンソールは患者側カートと物理的に分離しており、原理上は別室(遠隔手術)にも設置できる。

よって正しいのはa・b・e → 選択肢2が正答。


【試験対策ポイント】

手術支援ロボット(da Vinci 等):マスタースレーブ方式(術者操作=自律ではない)、多関節鉗子・3D 内視鏡・手ぶれ補正・モーションスケーリング。全身麻酔・気腹下の内視鏡手術。緊急開腹への備えは必須。コンソールと患者カートは分離(遠隔手術の素地)。

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