MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問

医用機器の安全管理第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第39問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。最小感知電流(電流知覚閾値)は約 1kHz まではほぼ一定だが、それより高い周波数では周波数にほぼ比例して閾値が上昇する。

問題
1 kHz での最小感知電流が1 mA とすると、100 kHz ではおよそ何mA になるか。
  1. 1. 0.1
  2. 2. 1
  3. 3. 10
  4. 4. 100
  5. 5. 1000

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 100

最小感知電流(電流知覚閾値)は約 1kHz まではほぼ一定だが、それより高い周波数では周波数にほぼ比例して閾値が上昇する。100kHz は 1kHz の 100 倍なので、閾値も約 100 倍の 100mA となる。


【各選択肢の解説】

1. 0.1
❌ 誤り。0.1mA は 1kHz の 1/10 で、周波数上昇で閾値が下がる(=感電しやすくなる)ことを意味し逆。
2. 1
❌ 誤り。周波数によらず一定という誤解。1kHz 超では閾値が上昇する。
3. 10
❌ 誤り。10mA は 10 倍で、100kHz(100 倍)に対して過小。
4. 100
✅ 正しい。1kHz→100kHz(100 倍)で閾値も約 100 倍→100mA。
5. 1000
❌ 誤り。1000mA は 1000 倍で過大。100kHz は 100 倍。

【試験対策ポイント】

生体の電撃反応は周波数依存。商用周波数(50/60Hz)〜1kHz で最も感度が高く危険。1kHz 以上では周波数に比例して感知・離脱・心室細動の各閾値が上昇し、高周波(電気メス 300kHz〜)では電撃を起こしにくい。マクロショック最小感知電流≒1mA(商用周波)、心室細動閾値≒100mA、ミクロショック心室細動≒0.1mA(100µA)。

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