第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第40問
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第40問(医用機器の安全管理)の正答は 4 です。ME機器は、電撃に対する保護の方式(クラス)と、患者に触れる装着部の形(B形・BF形・CF形)で分類される(JIS T 0601-1)。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d ✓
- 5. c、d、e
正答:4番
初回正答率 86.7%やさしい
30人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ME機器は、電撃に対する保護の方式(クラス)と、患者に触れる装着部の形(B形・BF形・CF形)で分類される(JIS T 0601-1)。CF形はミクロショック対策、クラスⅠは保護接地、クラスⅡは補強絶縁が要点。
【各選択肢の解説】
a.B 形装着部は外部電圧の印加に対して保護されている。
❌ 誤り。B形装着部はフローティングされていない。正しくは外部電圧の印加に対して保護されているのは装着部を他の部分から絶縁したF形装着部(BF形・CF形)である。
b.CF 形装着部はミクロショック対策が施されている。
✅ 正しい。CF形は心臓に直接適用できる装着部で、患者漏れ電流の許容値が交流でも正常状態10 µA・単一故障状態50 µAと最も厳しく、ミクロショックを防ぐ。
c.内部電源ME 機器の電源はフローティングされている。
✅ 正しい。内蔵の電池で動き商用電源につながっていないため、電源回路が大地から浮いた(フローティングの)状態になる。
d.クラスⅠのME 機器は接地極付2 極(3 P)プラグが必要である。
✅ 正しい。クラスⅠは基礎絶縁に加えて保護接地を追加保護とするため、接地線をつなぐ接地極付きプラグが必要になる。
e.クラスⅡのME 機器の追加保護手段は基礎絶縁である。
❌ 誤り。基礎絶縁はどのクラスにもある基本の保護。正しくはクラスⅡの追加保護手段は補強絶縁(二重絶縁または強化絶縁)である。
❌ aが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
❌ a・eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
❌ a・eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
✅ 正しい。3つとも正しい記述。
❌ eが誤り。正しくはb・c・dの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 追加保護・特徴 |
|---|---|
| クラスⅠ | 保護接地(3Pプラグ) |
| クラスⅡ | 補強絶縁(二重絶縁・強化絶縁) |
| 内部電源 | 内蔵電池・フローティング |
| 装着部 | 交流の患者漏れ電流(正常/単一故障) | 直流の患者漏れ電流(正常/単一故障) |
|---|---|---|
| B形・BF形 | 100 µA/500 µA | 10 µA/50 µA |
| CF形 | 10 µA/50 µA | 10 µA/50 µA |
(JIS T 0601-1)
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