第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第48問
電気工学第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第48問(電気工学)の正答は 3 です。SW を閉じた瞬間、キャパシタの電圧は初期値の 0 V のまま=導線(短絡)とみなせる。
問題
図の回路で、スイッチSW を閉じた瞬間に流れる電流I[A]はどれか。
ただし、キャパシタの初期電圧は0 V とする。
- 1. 0
- 2. 0.10
- 3. 0.15 ✓
- 4. 0.20
- 5. 0.60
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.7%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 0.15
SW を閉じた瞬間、キャパシタの電圧は初期値の 0 V のまま=導線(短絡)とみなせる。すると右の枝は 30 Ω だけになり、回路は「9.0 V・15 Ω」に「30 Ω∥30 Ω」がつながった形になる。
並列部分:30∥30=15 Ω
全体の抵抗:15+15=30 Ω
全体の電流:9.0÷30=0.30 A
並列の2本は同じ 30 Ω なので等分され、I=0.30÷2=0.15 A
【各選択肢の解説】
1. 0
❌ 誤り。0 A になるのは十分時間がたってキャパシタが充電しきった後(開放とみなせる)。正しくは閉じた瞬間はキャパシタが短絡とみなせて 0.15 A 流れる。
❌ 誤り。0 A になるのは十分時間がたってキャパシタが充電しきった後(開放とみなせる)。正しくは閉じた瞬間はキャパシタが短絡とみなせて 0.15 A 流れる。
2. 0.10
❌ 誤り。正しくは全体 0.30 A が2本の 30 Ω に等分されて 0.15 A。
❌ 誤り。正しくは全体 0.30 A が2本の 30 Ω に等分されて 0.15 A。
3. 0.15
✅ 正しい。キャパシタを短絡とみなすと、全体 0.30 A の半分が右の枝に流れる。
✅ 正しい。キャパシタを短絡とみなすと、全体 0.30 A の半分が右の枝に流れる。
4. 0.20
❌ 誤り。9.0÷(15+30)=0.20 A は、キャパシタを開放とみなしたとき(十分時間がたった後)に中央の 30 Ω を流れる電流。正しくは閉じた瞬間の右の枝の電流は 0.15 A。
❌ 誤り。9.0÷(15+30)=0.20 A は、キャパシタを開放とみなしたとき(十分時間がたった後)に中央の 30 Ω を流れる電流。正しくは閉じた瞬間の右の枝の電流は 0.15 A。
5. 0.60
❌ 誤り。9.0÷15=0.60 A は 15 Ω だけで割った値で、並列部分の抵抗を落としている。正しくは 9.0÷30=0.30 A を等分した 0.15 A。
❌ 誤り。9.0÷15=0.60 A は 15 Ω だけで割った値で、並列部分の抵抗を落としている。正しくは 9.0÷30=0.30 A を等分した 0.15 A。
【試験対策ポイント】
| 素子 | 閉じた瞬間(初期値0のとき) | 十分時間がたった後(直流) |
|---|---|---|
| キャパシタ | 短絡(導線) | 開放 |
| インダクタ | 開放 | 短絡(導線) |
- 時定数 τ=RC(RL 回路は L/R)
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