MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第49問

電気工学第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第49問(電気工学)の正答は 1 です。検算(上の節点の電位 V):E_A=1×(2+2∥1)=8/3 V、E_B=2×(1+2∥2)=4 V。

問題
図3 の回路を流れる電流 I[A]はどれか。 ただし、図1 の起電力 E_A と図3 の起電力 E_A は等しく、図2 の起電力 E_B と図3 の起電力 E_B は等しいとする。
第38回午前第49問 図
  1. 1. 4/3 ✓
  2. 2. 3/2
  3. 3. 5/3
  4. 4. 2
  5. 5. 3

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 33.3%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 4/3

重ね合わせの理を使う。図3の電流は、E_A だけの回路(図1)と E_B だけの回路(図2)で中央の 2 Ω を流れる電流の和になる。

  • 図1:E_A から出た 1 A が中央 2 Ω と右 1 Ω に分かれる。中央=1×1/(2+1)=1/3 A(下向き)
  • 図2:E_B から出た 2 A が左 2 Ω と中央 2 Ω に等分される。中央=1 A(下向き)
  • 図3:I=1/3+1=4/3 A
検算(上の節点の電位 V):E_A=1×(2+2∥1)=8/3 V、E_B=2×(1+2∥2)=4 V。(8/3-V)/2+(4-V)/1=V/2 より V=8/3 V、I=V/2=4/3 A。


【各選択肢の解説】

1. 4/3
✅ 正しい。1/3 A+1 A=4/3 A。
2. 3/2
❌ 誤り。正しくは 1/3+1=4/3 A。
3. 5/3
❌ 誤り。図1の分流を 1×2/3=2/3 A(抵抗の比を逆に取った値)とした 2/3+1。正しくは中央に流れるのは相手側 1 Ω を分子にした 1/3 A。
4. 2
❌ 誤り。図2の全電流 2 A をそのまま中央の電流とした値。正しくは 2 A は左と中央に等分されて中央は 1 A。
5. 3
❌ 誤り。各電源の全電流 1 A と 2 A を足した値。正しくは中央の枝の電流どうしを足して 4/3 A。

【試験対策ポイント】

  • 重ね合わせの理:電源を1つずつ残し、ほかの電圧源は短絡して、求める枝の電流を足す
  • 2本への分流:I₁=I×R₂/(R₁+R₂)(相手側の抵抗が分子)
  • 電源から出る「全電流」と「求める枝の電流」を取り違えない
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