第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第54問
電子工学第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第54問(電子工学)の正答は 4 です。抵抗膜方式は、向かい合った2枚の導電膜が押されて接触した位置を検出する。
問題
正しいのはどれか。
- 1. 焦電素子は磁気計測に利用される。
- 2. サーミスタは非接触に体温計測できる。
- 3. ひずみゲージは圧電効果を利用した素子である。
- 4. 抵抗膜方式のタッチパネルは手袋装着時でも動作する。 ✓
- 5. サーモグラフィはファラデーの法則を利用した装置である。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 抵抗膜方式のタッチパネルは手袋装着時でも動作する。
抵抗膜方式は、向かい合った2枚の導電膜が押されて接触した位置を検出する。押す力だけで動くので、手袋やペンでも反応する。指の静電容量の変化を検出する静電容量方式は、一般に手袋では反応しない。
【各選択肢の解説】
1. 焦電素子は磁気計測に利用される。
❌ 誤り。焦電素子は温度が変化すると表面に電荷が生じる素子。正しくは赤外線の検出(人感センサなど)に利用され、磁気計測には使わない。
❌ 誤り。焦電素子は温度が変化すると表面に電荷が生じる素子。正しくは赤外線の検出(人感センサなど)に利用され、磁気計測には使わない。
2. サーミスタは非接触に体温計測できる。
❌ 誤り。サーミスタは温度で電気抵抗が変わる素子で、測る物に触れさせて使う。正しくは接触式の体温計に使われ、非接触の測定には赤外線を受けるセンサ(サーモパイル・焦電素子など)を使う。
❌ 誤り。サーミスタは温度で電気抵抗が変わる素子で、測る物に触れさせて使う。正しくは接触式の体温計に使われ、非接触の測定には赤外線を受けるセンサ(サーモパイル・焦電素子など)を使う。
3. ひずみゲージは圧電効果を利用した素子である。
❌ 誤り。正しくはひずみゲージは、伸び縮みで電気抵抗が変わることを利用する素子(半導体形はピエゾ抵抗効果)。力で電圧が生じる圧電効果は圧電素子。
❌ 誤り。正しくはひずみゲージは、伸び縮みで電気抵抗が変わることを利用する素子(半導体形はピエゾ抵抗効果)。力で電圧が生じる圧電効果は圧電素子。
4. 抵抗膜方式のタッチパネルは手袋装着時でも動作する。
✅ 正しい。押されて2枚の膜が接触することで位置を検出するため、指の電気的性質に頼らず手袋でも動作する。
✅ 正しい。押されて2枚の膜が接触することで位置を検出するため、指の電気的性質に頼らず手袋でも動作する。
5. サーモグラフィはファラデーの法則を利用した装置である。
❌ 誤り。ファラデーの法則は電磁誘導の法則。正しくはサーモグラフィは物体が放射する赤外線の量(温度が高いほど多い)を検出する装置。
❌ 誤り。ファラデーの法則は電磁誘導の法則。正しくはサーモグラフィは物体が放射する赤外線の量(温度が高いほど多い)を検出する装置。
【試験対策ポイント】
| センサ | 原理 |
|---|---|
| 焦電素子 | 温度変化→電荷(赤外線検出) |
| サーミスタ | 温度→抵抗変化(接触式) |
| ひずみゲージ | 変形→抵抗変化 |
| 圧電素子 | 力→電圧 |
| 抵抗膜方式 | 押圧で膜が接触(手袋可) |
| 静電容量方式 | 指の静電容量(手袋は一般に不可) |
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