第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第55問
電子工学第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第55問(電子工学)の正答は 2 です。図では 2 V の電源が非反転入力(+)に入り、反転入力(-)は 1 kΩ で接地、出力から 10 kΩ で反転入力へ帰還している=非反転増幅回路。
問題
図の回路で10 kΩ の抵抗に流れる電流の大きさ[mA]はどれか。
ただし、A は理想演算増幅器とする。
- 1. 1
- 2. 2 ✓
- 3. 3
- 4. 4
- 5. 5
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.7%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 2
図では 2 V の電源が非反転入力(+)に入り、反転入力(-)は 1 kΩ で接地、出力から 10 kΩ で反転入力へ帰還している=非反転増幅回路。
理想演算増幅器では+と-の電位が等しい(仮想短絡)ので、-入力の電位は 2 V。
1 kΩ に流れる電流=2 V÷1 kΩ=2 mA
演算増幅器の入力端子には電流が流れ込まないので、この 2 mA はすべて 10 kΩ を流れる=2 mA
(出力電圧は 2×(1+10/1)=22 V。10 kΩ の両端は 22-2=20 V、20 V÷10 kΩ=2 mA で一致)
【各選択肢の解説】
1. 1
❌ 誤り。正しくは-入力の電位 2 V を 1 kΩ で割った 2 mA が 10 kΩ にも流れる。
❌ 誤り。正しくは-入力の電位 2 V を 1 kΩ で割った 2 mA が 10 kΩ にも流れる。
2. 2
✅ 正しい。仮想短絡で-入力が 2 V、1 kΩ に 2 mA、入力端子に電流が流れ込まないので 10 kΩ も 2 mA。
✅ 正しい。仮想短絡で-入力が 2 V、1 kΩ に 2 mA、入力端子に電流が流れ込まないので 10 kΩ も 2 mA。
3. 3
❌ 誤り。正しくは 2 mA。
❌ 誤り。正しくは 2 mA。
4. 4
❌ 誤り。正しくは 2 mA。
❌ 誤り。正しくは 2 mA。
5. 5
❌ 誤り。正しくは 2 mA。
❌ 誤り。正しくは 2 mA。
【試験対策ポイント】
- 理想演算増幅器の2つの約束:①仮想短絡(+と-の電位が等しい)②入力端子に電流が流れ込まない
- 非反転増幅:利得=1+R_f/R_s(ここでは 1+10/1=11 倍)。反転増幅:利得=-R_f/R_s
- 入力が+側か-側かを図で先に確かめる(反転増幅と取り違えやすい)
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