第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第62問
情報処理工学第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第62問(情報処理工学)の正答は 5 です。診療録等を電子保存するときの3条件は真正性・見読性・保存性(厚生省通知「診療録等の電子媒体による保存について」1999年)。
問題
電子カルテシステムに要求される「見読性」について説明したものはどれか。
a.データ入力・修正の履歴を記録する。
b.権限のない操作者によるデータへのアクセスを管理する。
c.法令で定める期間にわたって復元可能な状態で保存する。
d.必要なときに必要な形でデータを確認することができる。
e.紙カルテと同様に時系列でデータを確認することができる。
- 1. a、b
- 2. a、e
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番(d・e)
診療録等を電子保存するときの3条件は真正性・見読性・保存性(厚生省通知「診療録等の電子媒体による保存について」1999年)。見読性は、保存した情報を必要なときに肉眼で読める形(画面・紙)に容易に出せることで、dとeが当たる。
【各選択肢の解説】
a~eがどの条件に当たるか
- a.入力・修正の履歴を記録する → 真正性(誰がいつ書き換えたかを残し、改ざんを防ぐ)
- b.権限のない者のアクセスを管理する → 真正性(権限のない者による書き換えや虚偽入力を防ぐ)
- c.法定期間、復元可能な状態で保存する → 保存性
- d.必要なときに必要な形で確認できる → 見読性
- e.紙カルテと同様に時系列で確認できる → 見読性(読める形で表示できること)
1. a、b
❌ 誤り。a・bはどちらも真正性の要件。正しくは見読性はd・e。
❌ 誤り。a・bはどちらも真正性の要件。正しくは見読性はd・e。
2. a、e
❌ 誤り。eは見読性だが、aは真正性。正しくは見読性はd・e。
❌ 誤り。eは見読性だが、aは真正性。正しくは見読性はd・e。
3. b、c
❌ 誤り。bは真正性、cは保存性。正しくは見読性はd・e。
❌ 誤り。bは真正性、cは保存性。正しくは見読性はd・e。
4. c、d
❌ 誤り。dは見読性だが、cは保存性。正しくは見読性はd・e。
❌ 誤り。dは見読性だが、cは保存性。正しくは見読性はd・e。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。どちらも「保存した情報を必要なときに人が読める形で確認できる」ことを述べており、見読性の説明である。
✅ 正しい(=正答)。どちらも「保存した情報を必要なときに人が読める形で確認できる」ことを述べており、見読性の説明である。
【試験対策ポイント】
| 条件 | 中身 | 例 |
|---|---|---|
| 真正性 | 書き換え・消去・混同の防止、作成責任の明確化 | 更新履歴、利用者の認証・権限管理 |
| 見読性 | 必要なときに肉眼で読める形にできる | 画面表示・印刷、時系列表示 |
| 保存性 | 法定期間、読める状態で保存 | バックアップ、媒体の劣化対策 |
- 診療録の保存期間は5年(医師法第24条)
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