MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第63問

システム工学第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第63問(システム工学)の正答は 5 です。ラプラス変換の定義 L[f(t)]=∫₀^∞ f(t)e⁻ˢᵗ dt に e⁻ᵃᵗ を入れて積分すると 1/(s+a)になる。

問題
e⁻ᵃᵗ をラプラス変換したものはどれか。 ただし、s はラプラス変数である。
第38回午前第63問 図
  1. 1. s+a
  2. 2. as
  3. 3. s/a
  4. 4. a/(s+1)
  5. 5. 1/(s+a) ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 28.6%参考値

28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 1/(s+a)

ラプラス変換の定義 L[f(t)]=∫₀^∞ f(t)e⁻ˢᵗ dt に e⁻ᵃᵗ を入れて積分すると 1/(s+a)になる。指数関数 e⁻ᵃᵗ は分母の s に a を足す形に変わる、が見分けの軸である。


【各選択肢の解説】

途中式:
L[e⁻ᵃᵗ]=∫₀^∞ e⁻ᵃᵗ・e⁻ˢᵗ dt
=∫₀^∞ e⁻⁽ˢ⁺ᵃ⁾ᵗ dt
=[-e⁻⁽ˢ⁺ᵃ⁾ᵗ/(s+a)]₀^∞
=0-(-1/(s+a))=1/(s+a) (s+a>0 のとき)

1. s+a
❌ 誤り。正しい結果の逆数になっている。正しくは 1/(s+a)。
2. as
❌ 誤り。e⁻ᵃᵗ の変換で a と s の積は出てこない。正しくは a は分母で s に足されて 1/(s+a)になる。
3. s/a
❌ 誤り。s が分子に来る形は e⁻ᵃᵗ の変換にはない。正しくは 1/(s+a)。
4. a/(s+1)
❌ 誤り。a と 1 の位置が入れ替わっている。正しくは分子が 1、分母が s+a。
5. 1/(s+a)
✅ 正しい(=正答)。上の積分のとおり、e⁻ᵃᵗ を掛けると被積分関数の指数が -(s+a)t になり、結果は 1/(s+a)になる。

【試験対策ポイント】

f(t)F(s)
1(単位ステップ)1/s
t1/s²
e⁻ᵃᵗ1/(s+a)
sin ωtω/(s²+ω²)
cos ωts/(s²+ω²)
  • 微分 → sF(s)(初期値0のとき)、積分 → F(s)/s
  • e⁻ᵃᵗ を掛ける = s を s+a にずらす(推移則)
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「医用電気電子工学」でまとめて復習できます。電気・電子・情報処理・システム工学の公式と頻出ポイントを1本に集約。計算問題の解き筋も整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「医用電気電子工学」第4章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第38回 全問一覧

▶ システム工学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)