第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問
血液浄化療法装置第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第75問(血液浄化療法装置)の正答は 2 です。血液透析が直接改善するのは、透析膜を通した溶質の除去と透析液からの補充で是正できる異常である。
問題
血液透析の治療で直接改善される病態はどれか。
a.高リン血症
b.腎性貧血
c.二次性副甲状腺機能亢進症
d.低栄養
e.代謝性アシドーシス
- 1. a、b
- 2. a、e ✓
- 3. b、c
- 4. c、d
- 5. d、e
正答:2番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 84%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番(a・e)
血液透析が直接改善するのは、透析膜を通した溶質の除去と透析液からの補充で是正できる異常である。高リン血症(リンの除去)と代謝性アシドーシス(透析液のアルカリ化剤の補充)が当たる。腎臓のホルモンの働きの不足による病態は薬で補う。
【各選択肢の解説】
a~eの正誤
- a.高リン血症 → ✅ 直接改善される。リンは透析で除去される(除去量は限られ、リン吸着薬も併用する)。
- b.腎性貧血 → ❌ 直接は改善しない。正しくは腎臓のエリスロポエチン産生の低下が原因で、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)と鉄の補充で治療する。
- c.二次性副甲状腺機能亢進症 → ❌ 直接は改善しない。正しくは活性型ビタミンD製剤・カルシウム受容体作動薬・リン管理で治療する。
- d.低栄養 → ❌ 直接は改善しない。透析ではアミノ酸なども失われる。正しくは食事・栄養の管理で改善する。
- e.代謝性アシドーシス → ✅ 直接改善される。透析液の重炭酸(アルカリ化剤)が血液側に移り、酸を中和する。
1. a、b
❌ 誤り。bが誤り。正しくは直接改善されるのはa・e。
❌ 誤り。bが誤り。正しくは直接改善されるのはa・e。
2. a、e
✅ 正しい(=正答)。どちらも膜を介した物質の出入り(リンの除去・重炭酸の補充)で是正される。
✅ 正しい(=正答)。どちらも膜を介した物質の出入り(リンの除去・重炭酸の補充)で是正される。
3. b、c
❌ 誤り。どちらも薬物療法が必要な病態。正しくは直接改善されるのはa・e。
❌ 誤り。どちらも薬物療法が必要な病態。正しくは直接改善されるのはa・e。
4. c、d
❌ 誤り。どちらも透析では直接改善しない。正しくは直接改善されるのはa・e。
❌ 誤り。どちらも透析では直接改善しない。正しくは直接改善されるのはa・e。
5. d、e
❌ 誤り。dが誤り。正しくは直接改善されるのはa・e。
❌ 誤り。dが誤り。正しくは直接改善されるのはa・e。
【試験対策ポイント】
| 透析で直接是正 | 薬・管理が必要 |
|---|---|
| 体液過剰(除水) | 腎性貧血→ESA・鉄 |
| 高カリウム・高リン・尿毒素 | 二次性副甲状腺機能亢進症→活性型ビタミンD など |
| 代謝性アシドーシス(重炭酸の補充) | 低栄養→栄養管理 |
- 見分けの軸=膜を通る物質の出し入れで直るか、腎臓のホルモンの不足か
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