MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第82問

医用機械工学第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第82問(医用機械工学)の正答は 2 です。レイノルズ数は慣性力と粘性力の比を表す無次元数で、Re=ρVd/μ。

問題
ある流路の内径 d[m]、流路内を流れる流体の平均流速 V[m/s]、密度 ρ[kg/m³]、粘性係数 μ[Pa・s]、動粘性係数 ν[m²/s]とするとき、レイノルズ数を表す式はどれか。 a.Vd/ν b.ν/(ρVd) c.ρV/ν d.Vd/(ρμ) e.ρVd/μ
第38回午前第82問 図
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e ✓
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 54.5%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — a、e

レイノルズ数は慣性力と粘性力の比を表す無次元数で、Re=ρVd/μ。動粘性係数 ν=μ/ρ を使えば Re=Vd/ν と同じ式になる。次元(単位)を確かめれば、ほかの式は無次元にならないことで落とせる。


【各選択肢の解説】

a.Vd/ν
✅ 正しい。ν=μ/ρ を代入すると Vd/(μ/ρ)=ρVd/μ。単位は (m/s・m)÷(m²/s)=無次元。

b.ν/(ρVd)
❌ 誤り。分子と分母が入れ替わり、ρ も余分。単位は (m²/s)÷(kg/m³・m/s・m)=m³/kg で無次元にならない。正しくは Vd/ν。

c.ρV/ν
❌ 誤り。代表長さ d が無く、ρ が余分。単位は kg/m⁴ で無次元にならない。正しくは Vd/ν(または ρVd/μ)。

d.Vd/(ρμ)
❌ 誤り。ρ が分母に入っている。正しくは ρ は分子で、ρVd/μ。

e.ρVd/μ
✅ 正しい。レイノルズ数の定義式そのもの。単位は (kg/m³・m/s・m)÷(Pa・s)=(kg/(m・s))÷(kg/(m・s))=無次元。

1. a、b
❌ 誤り。bが誤り。正しくはa・e。
2. a、e
✅ 正しい(=正答)。どちらも同じレイノルズ数を表す。
3. b、c
❌ 誤り。どちらも誤り。正しくはa・e。
4. c、d
❌ 誤り。どちらも誤り。正しくはa・e。
5. d、e
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・e。

【試験対策ポイント】

  • Re=ρVd/μ=Vd/ν、ν=μ/ρ(単位:μ は Pa・s、ν は m²/s)
  • 迷ったら単位を代入して無次元になるかで確かめる
  • 円管の流れは Re が約2,000〜2,300より小さいと層流、大きくなると乱流へ移る
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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