MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第87問

生体物性第38回午前

第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第87問(生体物性)の正答は 4 です。J/kg は「質量1 kg あたりに与えられたエネルギー」で、固有の名称をもつ単位はGy(グレイ:吸収線量)とSv(シーベルト:等価線量・実効線量)の2つ。

問題
J/kg に相当する固有単位はどれか。 a.H b.Bq c.Gy d.Sv e.Wb
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d ✓
  5. 5. d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.7%参考値

26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — c、d

J/kg は「質量1 kg あたりに与えられたエネルギー」で、固有の名称をもつ単位はGy(グレイ:吸収線量)とSv(シーベルト:等価線量・実効線量)の2つ。ほかは別の物理量の単位である。


【各選択肢の解説】

a.H
❌ 誤り。H(ヘンリー)はインダクタンスの単位。正しくは H=Wb/A=V・s/A。

b.Bq
❌ 誤り。Bq(ベクレル)は放射能(1秒あたりの壊変数)の単位。正しくは Bq=s⁻¹。

c.Gy
✅ 正しい。吸収線量の単位で、物質1 kg が吸収した放射線のエネルギー[J]を表すので J/kg。

d.Sv
✅ 正しい。等価線量・実効線量の単位で、吸収線量に放射線の種類や組織による重み(係数=無次元)を掛けたものなので、次元は Gy と同じ J/kg。

e.Wb
❌ 誤り。Wb(ウェーバ)は磁束の単位。正しくは Wb=V・s。

1. a、b
❌ 誤り。どちらも J/kg ではない。正しくはc・d。
2. a、e
❌ 誤り。どちらも電磁気の単位。正しくはc・d。
3. b、c
❌ 誤り。bは s⁻¹。正しくはc・d。
4. c、d
✅ 正しい(=正答)。どちらも J/kg。
5. d、e
❌ 誤り。eは V・s。正しくはc・d。

【試験対策ポイント】

単位量SI基本単位などで表すと
Bq放射能s⁻¹
Gy吸収線量J/kg
Sv等価線量・実効線量J/kg
Wb磁束V・s
HインダクタンスWb/A
T磁束密度Wb/m²

Gy と Sv は次元が同じで、人体への影響を重み付けしたのが Sv。

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