第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第88問
生体物性第38回午前
第38回 臨床工学技士国家試験 午前 第88問(生体物性)の正答は 2 です。同じ質量を1℃上げるのに必要なエネルギーが最大=比熱が最も大きい物質。
問題
同じ質量で温度を1 ℃上昇させるために必要なエネルギーが最も大きいの はどれか。
- 1. 骨
- 2. 血 漿 ✓
- 3. 脂 肪
- 4. コラーゲン
- 5. リン酸カルシウム
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 血漿
同じ質量を1℃上げるのに必要なエネルギーが最大=比熱が最も大きい物質。水の比熱が大きく、含水率が高い血漿が選択肢中で最大。したがって2番。
【各選択肢の解説】
比熱は水分含有量が多いほど大きい(水の比熱は約4.2J/g·℃と大きい)。
1. 骨 ❌ 誤り。含水率が低く比熱は小さい。
2. 血漿 ✅ 正しい。約90%が水で比熱が最も大きく、1℃上げるのに最も多くのエネルギーを要する。
3. 脂肪 ❌ 誤り。水分が少なく比熱は小さい。
4. コラーゲン ❌ 誤り。固形タンパクで比熱は小さい。
5. リン酸カルシウム ❌ 誤り。無機質で比熱は小さい。
【試験対策ポイント】
比熱=1gを1℃上げる熱量。生体では含水率が高い組織ほど比熱が大きい(血液・筋>脂肪>骨)。水の比熱4.2J/(g·℃)。加温・冷却(温熱療法・低体温)の熱容量計算の基礎。生体の熱的特性は生体物性の頻出テーマ。
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