第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問
医学的基礎第38回午後
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第6問(医学的基礎)の正答は 4 です。iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、患者自身の体細胞に初期化因子を入れて作る多能性幹細胞。
問題
iPS 細胞の説明として誤っているのはどれか。
- 1. 多能性をもつ。
- 2. 幹細胞である。
- 3. 体細胞由来である。
- 4. 移植後高率にがん化する。 ✓
- 5. 患者自身の細胞から作成できる。
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 81.1%やさしい
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 移植後高率にがん化する。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、患者自身の体細胞に初期化因子を入れて作る多能性幹細胞。未分化な細胞が残ると腫瘍ができるリスクは課題だが、「高率にがん化する」細胞ではなく、移植前に未分化細胞を除くなどの対策がとられている。
【各選択肢の解説】
1. 多能性をもつ。
✅ 正しい。三胚葉(外胚葉・中胚葉・内胚葉)のさまざまな細胞に分化できる。
✅ 正しい。三胚葉(外胚葉・中胚葉・内胚葉)のさまざまな細胞に分化できる。
2. 幹細胞である。
✅ 正しい。自分と同じ細胞を作る自己複製能と、ほかの細胞になる分化能を併せもつ。
✅ 正しい。自分と同じ細胞を作る自己複製能と、ほかの細胞になる分化能を併せもつ。
3. 体細胞由来である。
✅ 正しい。皮膚の線維芽細胞や血液細胞などの体細胞を初期化して作る。
✅ 正しい。皮膚の線維芽細胞や血液細胞などの体細胞を初期化して作る。
4. 移植後高率にがん化する。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、未分化細胞の残存などによる腫瘍化のリスクがあることが課題で、移植前に未分化細胞を除くなどしてリスクを下げている。高率にがん化するわけではない。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、未分化細胞の残存などによる腫瘍化のリスクがあることが課題で、移植前に未分化細胞を除くなどしてリスクを下げている。高率にがん化するわけではない。
5. 患者自身の細胞から作成できる。
✅ 正しい。本人の体細胞から作れば、移植しても拒絶反応が起こりにくい。
✅ 正しい。本人の体細胞から作れば、移植しても拒絶反応が起こりにくい。
【試験対策ポイント】
| iPS細胞 | ES細胞 | |
|---|---|---|
| 由来 | 体細胞 | 受精卵(胚盤胞) |
| 本人の細胞から作れるか | 作れる | 作れない |
| 倫理面 | 胚を壊さない | 胚を壊す |
| 共通点 | 多能性幹細胞・腫瘍化のリスク | 同左 |
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