MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第11問

救急・集中治療第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第11問(救急・集中治療)の正答は 4 です。FAST は外傷初期診療で、体腔にたまった液体(=出血)を超音波で短時間に探す検査。

問題
外傷診療において迅速簡易超音波検査(FAST)で確認するのはどれか。
  1. 1. 急性硬膜外血腫
  2. 2. 外傷性気胸
  3. 3. 肩関節脱臼
  4. 4. 腹腔内出血 ✓
  5. 5. 大腿骨頸部骨折

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 45.5%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 腹腔内出血

FAST は外傷初期診療で、体腔にたまった液体(=出血)を超音波で短時間に探す検査。見るのは心嚢・腹腔・胸腔の液体であり、腹腔内出血がその中心である。


【各選択肢の解説】

1. 急性硬膜外血腫
❌ 誤り。頭蓋骨に囲まれた頭蓋内は超音波で観察できない。正しくは頭部CTで診断する。
2. 外傷性気胸
❌ 誤り。FAST が探すのは液体(血液)で、空気は対象外。正しくは胸部X線・CT、または胸腔の空気まで見る拡張版の EFAST で評価する。
3. 肩関節脱臼
❌ 誤り。骨・関節の位置異常は FAST の対象ではない。正しくは単純X線で診断する。
4. 腹腔内出血
✅ 正しい(=正答)。腹腔の出血は低い位置にたまるため、モリソン窩(肝と右腎の間)・脾周囲・ダグラス窩(膀胱直腸窩)に無エコー域として映る。ショックの原因検索として素早く繰り返せる。
5. 大腿骨頸部骨折
❌ 誤り。骨折は FAST の対象ではない。正しくは単純X線・CTで診断する。

【試験対策ポイント】

検査探すもの主な観察部位
FAST液体(心嚢液・腹腔内出血・血胸)心嚢・モリソン窩・脾周囲・ダグラス窩・左右の胸腔
EFAST上記+気胸(空気)上記+前胸部

ひっかけ=「外傷で確認するもの」を並べ、超音波で見えない頭蓋内・骨を混ぜる形。FAST の対象は体腔の液体と覚える(外傷初期診療ガイドライン JATEC)。

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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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