第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問
外科学第38回午後
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第13問(外科学)の正答は 3 です。手術後の肺血栓塞栓症は下肢の深部静脈血栓が飛んで起こる。
問題
手術患者の肺血栓塞栓症の予防法はどれか。
a.早期離床
b.酸素療法
c.抗血小板療法
d.間欠的空気圧迫法(IPC)
e.弾性ストッキングの装着
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e ✓
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 78.6%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番(a・d・e)
手術後の肺血栓塞栓症は下肢の深部静脈血栓が飛んで起こる。予防は下肢の静脈うっ滞を減らす理学的予防(早期離床・弾性ストッキング・IPC)と抗凝固薬が柱である。
【各選択肢の解説】
a.早期離床
✅ 正しい。歩行で下腿筋のポンプが働き、静脈うっ滞が減って血栓ができにくくなる。
b.酸素療法
❌ 誤り。酸素は血栓の形成を防がない。正しくは肺血栓塞栓症が起きた後の低酸素血症に対する対症療法である。
c.抗血小板療法
❌ 誤り。静脈血栓はフィブリン主体で、抗血小板薬では十分に防げない。正しくは抗凝固療法(低用量未分画ヘパリン・低分子量ヘパリン・フォンダパリヌクスなど)を用いる。
d.間欠的空気圧迫法(IPC)
✅ 正しい。下肢に巻いたカフを空気で周期的に締め、筋ポンプの代わりに静脈血を押し上げる。
e.弾性ストッキングの装着
✅ 正しい。下肢を段階的に圧迫して表在静脈を細くし、深部静脈の血流を速めてうっ滞を減らす。
1. a、b、c
❌ 誤り。b・cが誤り。正しくはa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。b・cが誤り。正しくはa・d・eの組合せ。
2. a、b、e
❌ 誤り。bが誤りでdが欠ける。正しくはa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。bが誤りでdが欠ける。正しくはa・d・eの組合せ。
3. a、d、e
✅ 正しい(=正答)。3つとも静脈血栓の予防法。
✅ 正しい(=正答)。3つとも静脈血栓の予防法。
4. b、c、d
❌ 誤り。b・cが誤り。正しくはa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。b・cが誤り。正しくはa・d・eの組合せ。
5. c、d、e
❌ 誤り。cが誤りでaが欠ける。正しくはa・d・eの組合せ。
❌ 誤り。cが誤りでaが欠ける。正しくはa・d・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 血栓 | 主体 | 予防・治療の薬 |
|---|---|---|
| 静脈血栓(深部静脈血栓・肺血栓塞栓) | フィブリン | 抗凝固薬 |
| 動脈血栓(心筋梗塞・アテローム血栓性脳梗塞) | 血小板 | 抗血小板薬 |
「静脈は抗凝固・動脈は抗血小板」が定番のひっかけ。
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