第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第14問
救急・集中治療第38回午後
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第14問(救急・集中治療)の正答は 1 です。脈が触れず、あえぐような呼吸(死戦期呼吸)は心停止と判断する。
問題
58 歳の男性。狭心症で通院中に外来の待合室で意識消失となった。脈は触れず、あえぐような呼吸をしている。直ちに準備するのはどれか。
- 1. 自動体外式除細動器(AED) ✓
- 2. 心エコー装置
- 3. 人工呼吸器
- 4. 心臓ペースメーカ
- 5. 胸腔ドレナージチューブ
正答:1番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 89.5%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 自動体外式除細動器(AED)
脈が触れず、あえぐような呼吸(死戦期呼吸)は心停止と判断する。胸骨圧迫を始めると同時に AED を取り寄せ、心電図解析で電気ショックの適応を判定する。
【各選択肢の解説】
1. 自動体外式除細動器(AED)
✅ 正しい(=正答)。心停止の原因が心室細動・無脈性心室頻拍であれば、電気ショックが根本の治療で、遅れるほど救命率が下がる。死戦期呼吸を「呼吸あり」と誤ると AED が遅れる。
✅ 正しい(=正答)。心停止の原因が心室細動・無脈性心室頻拍であれば、電気ショックが根本の治療で、遅れるほど救命率が下がる。死戦期呼吸を「呼吸あり」と誤ると AED が遅れる。
2. 心エコー装置
❌ 誤り。診断のための機器で、心停止の一次対応には使わない。正しくは心肺蘇生と除細動を先に行い、原因検索の段階で用いる。
❌ 誤り。診断のための機器で、心停止の一次対応には使わない。正しくは心肺蘇生と除細動を先に行い、原因検索の段階で用いる。
3. 人工呼吸器
❌ 誤り。蘇生の最初に準備するものではない。正しくはバッグバルブマスクなどで換気し、人工呼吸器は自己心拍が再開した後の管理で使う。
❌ 誤り。蘇生の最初に準備するものではない。正しくはバッグバルブマスクなどで換気し、人工呼吸器は自己心拍が再開した後の管理で使う。
4. 心臓ペースメーカ
❌ 誤り。正しくは完全房室ブロックなどの徐脈性不整脈に対する治療で、心室細動には効かない。
❌ 誤り。正しくは完全房室ブロックなどの徐脈性不整脈に対する治療で、心室細動には効かない。
5. 胸腔ドレナージチューブ
❌ 誤り。正しくは気胸・血胸の胸腔内の空気や血液を抜く処置で、この場面の第一選択ではない。
❌ 誤り。正しくは気胸・血胸の胸腔内の空気や血液を抜く処置で、この場面の第一選択ではない。
【試験対策ポイント】
- 「反応なし+普段どおりの呼吸なし(死戦期呼吸を含む)」=心停止として CPR と AED(JRC 蘇生ガイドライン)
- 電気ショックの適応=心室細動・無脈性心室頻拍。心静止・無脈性電気活動は適応外
- ペースメーカ=徐脈、除細動器=致死性の頻拍性不整脈、と目的で見分ける
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