MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問

腎・泌尿器・生殖器系第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 5 です。ESWL は体外から衝撃波を集めて結石を砕く治療で、妊娠は禁忌である。

問題
腎・尿路結石で誤っているのはどれか。
  1. 1. 大部分はカルシウム結石である。
  2. 2. 症状は腰背部から下腹部に放散する疼痛である。
  3. 3. 尿検査では血尿を伴うことが多い。
  4. 4. 片腎の患者では腎不全の原因となる。
  5. 5. 体外衝撃波砕石術(ESWL)は妊婦も施行可能である。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 88.9%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 体外衝撃波砕石術(ESWL)は妊婦も施行可能である。

ESWL は体外から衝撃波を集めて結石を砕く治療で、妊娠は禁忌である。他の4つは尿路結石の一般的な特徴として正しい。


【各選択肢の解説】

1. 大部分はカルシウム結石である。
✅ 正しい。尿路結石の大部分はシュウ酸カルシウムまたはリン酸カルシウムを含むカルシウム結石である。
2. 症状は腰背部から下腹部に放散する疝痛である。
✅ 正しい。結石が尿管に詰まり腎盂内圧が急に上がるため、腰背部から下腹部・鼠径部へ放散する激しい間欠痛(疝痛)が起こる。
3. 尿検査では血尿を伴うことが多い。
✅ 正しい。結石が尿路の粘膜を傷つけるため、顕微鏡的血尿が多くみられる。
4. 片腎の患者では腎不全の原因となる。
✅ 正しい。残る1つの腎の尿管が閉塞すると尿が出なくなり、腎後性の急性腎不全になる。
5. 体外衝撃波砕石術(ESWL)は妊婦も施行可能である。
❌ 誤り(=正答)。衝撃波が胎児に及ぶおそれがあるため妊婦には行わない。正しくは妊娠中は ESWL の禁忌である。

【試験対策ポイント】

  • ESWL の主な禁忌:妊娠・出血傾向(抗凝固薬内服を含む)・結石より下流の尿路閉塞・未治療の尿路感染
  • 尿路結石の典型:疝痛・血尿・(閉塞による)水腎症
  • X線に写りにくい結石=尿酸結石(CTでは写る)
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