MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第19問

消化器系第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第19問(消化器系)の正答は 5 です。肝硬変では門脈圧亢進→脾腫→脾機能亢進で血小板が減る。

問題
肝硬変患者の症状・所見でないのはどれか。
  1. 1. 昏睡
  2. 2. 浮腫
  3. 3. 皮膚掻痒感
  4. 4. 血清コレステロール値の低下
  5. 5. 血小板数の増加 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.9%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 血小板数の増加

肝硬変では門脈圧亢進→脾腫→脾機能亢進で血小板が減る。血小板減少は肝硬変を疑う代表的な所見で、「増加」は逆向きである。


【各選択肢の解説】

1. 昏睡
❌ 所見でない、は誤り。正しくは解毒能低下でアンモニアなどがたまり、肝性脳症が進むと昏睡に至る。
2. 浮腫
❌ 所見でない、は誤り。正しくはアルブミン合成の低下(膠質浸透圧の低下)と門脈圧亢進により、浮腫・腹水が出る。
3. 皮膚掻痒感
❌ 所見でない、は誤り。正しくは胆汁うっ滞で胆汁酸が皮膚にたまり、掻痒感が出る。
4. 血清コレステロール値の低下
❌ 所見でない、は誤り。正しくはコレステロールは肝で合成されるため、合成能の低下で値が下がる。
5. 血小板数の増加
✅ 所見でない(=正答)。脾腫で血小板が脾にたまり壊されることに加え、肝で作られるトロンボポエチン(血小板の産生を促す物質)も減るため、血小板は減少する。

【試験対策ポイント】

障害所見
合成能低下アルブミン↓・凝固因子↓(PT延長)・コレステロール↓
解毒・代謝能低下アンモニア↑→肝性脳症・昏睡、ビリルビン↑→黄疸
門脈圧亢進脾腫→血小板減少、食道静脈瘤、腹水

肝硬変で「増える」と書かれた血球の選択肢は疑う。

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