第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問
生体物理・化学現象の計測第38回午後
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 3 です。インピーダンス式呼吸モニタは、電極間に微弱な高周波の交流電流を流し、呼吸で胸郭が広がったり縮んだりするときのインピーダンスの変化を呼吸波形として取り出す。
問題
インピーダンス式呼吸モニタについて誤っているのはどれか。
- 1. 心電図モニタの電極を兼用できる。
- 2. 胸郭の広がりに由来するインピーダンスの変化を記録する。
- 3. 胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。 ✓
- 4. 電極を貼る位置によって影響を受ける。
- 5. 体動はアーチファクトの原因となる。
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.6%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。
インピーダンス式呼吸モニタは、電極間に微弱な高周波の交流電流を流し、呼吸で胸郭が広がったり縮んだりするときのインピーダンスの変化を呼吸波形として取り出す。直流は用いない。
【各選択肢の解説】
1. 心電図モニタの電極を兼用できる。
✅ 正しい。心電図の周波数帯と離れた高周波(数十kHz程度)の電流を使うので、同じ電極で心電図と呼吸を同時に測れる。
✅ 正しい。心電図の周波数帯と離れた高周波(数十kHz程度)の電流を使うので、同じ電極で心電図と呼吸を同時に測れる。
2. 胸郭の広がりに由来するインピーダンスの変化を記録する。
✅ 正しい。吸気で胸郭が広がり電極間の距離が伸び、電気を通しにくい空気が肺に入るため、インピーダンスが増える。
✅ 正しい。吸気で胸郭が広がり電極間の距離が伸び、電気を通しにくい空気が肺に入るため、インピーダンスが増える。
3. 胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。
❌ 誤り(=正答)。直流では電極が分極し、心電図の計測にも干渉する。正しくは微弱な高周波の交流電流を流して測る。
❌ 誤り(=正答)。直流では電極が分極し、心電図の計測にも干渉する。正しくは微弱な高周波の交流電流を流して測る。
4. 電極を貼る位置によって影響を受ける。
✅ 正しい。胸郭の動きが小さい位置に貼ると呼吸による変化が小さく、検出の感度が落ちる。
✅ 正しい。胸郭の動きが小さい位置に貼ると呼吸による変化が小さく、検出の感度が落ちる。
5. 体動はアーチファクトの原因となる。
✅ 正しい。体が動くと電極間の距離や接触が変わってインピーダンスが変動し、呼吸と区別しにくい波形が混じる。
✅ 正しい。体が動くと電極間の距離や接触が変わってインピーダンスが変動し、呼吸と区別しにくい波形が混じる。
【試験対策ポイント】
- 原理:高周波の微弱な交流電流 → 胸郭インピーダンスの変化 → 呼吸数・呼吸波形
- 心電図電極と兼用できる。アーチファクト=体動・電極位置
- 心臓の拍動によるインピーダンス変化も混じることがある
- 胸郭の動きを見るため、胸は動くのに気流がない閉塞性の無呼吸は見逃しやすい
📗 MEカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「生体計測装置学」でまとめて復習できます。計測工学・生体電気磁気・生体物理化学・医用画像計測の頻出を整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ 「生体計測装置学」第3章を開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚9年分・1,620問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
関連
スポンサーリンク(広告)