MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問

生体物理・化学現象の計測第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第29問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 3 です。インピーダンス式呼吸モニタは、電極間に微弱な高周波(交流)電流を流し、呼吸に伴う胸郭インピーダンスの変化を検出する。

問題
インピーダンス式呼吸モニタについて誤っているのはどれか。
  1. 1. 心電図モニタの電極を兼用できる。
  2. 2. 胸郭の広がりに由来するインピーダンスの変化を記録する。
  3. 3. 胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。
  4. 4. 電極を貼る位置によって影響を受ける。
  5. 5. 体動はアーチファクトの原因となる。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。

インピーダンス式呼吸モニタは、電極間に微弱な高周波(交流)電流を流し、呼吸に伴う胸郭インピーダンスの変化を検出する。直流電圧を印加するのではない。よって誤りは3。


【各選択肢の解説】

1. 心電図モニタの電極を兼用できる。
✅ 正しい。同じ電極でインピーダンス変化と心電図を同時計測できる。
2. 胸郭の広がりに由来するインピーダンスの変化を記録する。
✅ 正しい。吸気で胸郭が広がるとインピーダンスが増加する。
3. 胸壁表面に配置した電極間に直流電圧を印加する。
❌ 誤り。微弱な高周波電流(交流)を流してインピーダンスを測る。直流ではない。
4. 電極を貼る位置によって影響を受ける。
✅ 正しい。電極位置で感度・波形が変わる。
5. 体動はアーチファクトの原因となる。
✅ 正しい。体動でインピーダンスが変動しアーチファクトとなる。

【試験対策ポイント】

インピーダンス式呼吸モニタ=心電図電極を兼用し、高周波電流を流して胸郭インピーダンス変化から呼吸(数・波形)を検出。直流でなく交流を用いる点、体動・電極位置に影響される点が要点。無呼吸モニタとしても使われる。

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