第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第31問
医用画像計測第38回午後
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第31問(医用画像計測)の正答は 1 です。狭帯域光観察(NBI)は、ヘモグロビンに強く吸収される青(約415 nm)と緑(約540 nm)の狭帯域光で表層の毛細血管や粘膜の微細構造を強調する方法である。
問題
内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。
- 1. 狭帯域光観察には赤色光が用いられる。 ✓
- 2. 腹腔内の検査では二酸化炭素を送気する。
- 3. カプセル内視鏡は腸の観察に用いられる。
- 4. 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられる。
- 5. キセノンランプは電子内視鏡の光源として用いられる。
正答:1番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 82.6%参考値
23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 狭帯域光観察には赤色光が用いられる。
狭帯域光観察(NBI)は、ヘモグロビンに強く吸収される青(約415 nm)と緑(約540 nm)の狭帯域光で表層の毛細血管や粘膜の微細構造を強調する方法である。赤色光は使わないので1が誤り。
【各選択肢の解説】
1. 狭帯域光観察には赤色光が用いられる。
❌ 誤り。赤色光はヘモグロビンにあまり吸収されず、血管を際立たせる目的に合わない。正しくは青色と緑色の狭帯域光を用いる。
❌ 誤り。赤色光はヘモグロビンにあまり吸収されず、血管を際立たせる目的に合わない。正しくは青色と緑色の狭帯域光を用いる。
2. 腹腔内の検査では二酸化炭素を送気する。
✅ 正しい。腹腔鏡では視野をつくるために気腹する。二酸化炭素は燃えず、血液に溶けやすく吸収されやすいため、ガス塞栓が起きても危険が小さい。
✅ 正しい。腹腔鏡では視野をつくるために気腹する。二酸化炭素は燃えず、血液に溶けやすく吸収されやすいため、ガス塞栓が起きても危険が小さい。
3. カプセル内視鏡は腸の観察に用いられる。
✅ 正しい。飲み込んだカプセルが蠕動で消化管を進みながら撮影し、通常の内視鏡が届きにくい小腸の観察に使われる(大腸用もある)。
✅ 正しい。飲み込んだカプセルが蠕動で消化管を進みながら撮影し、通常の内視鏡が届きにくい小腸の観察に使われる(大腸用もある)。
4. 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられる。
✅ 正しい。内視鏡の軸を中心に振動子を回して管腔の周り360°の断面を得るのがラジアル走査で、ほかにコンベックス(リニア)走査もある。
✅ 正しい。内視鏡の軸を中心に振動子を回して管腔の周り360°の断面を得るのがラジアル走査で、ほかにコンベックス(リニア)走査もある。
5. キセノンランプは電子内視鏡の光源として用いられる。
✅ 正しい。キセノンランプは太陽光に近い連続スペクトルで明るく、色の再現がよいため光源に使われる(近年はLEDやレーザ光源もある)。
✅ 正しい。キセノンランプは太陽光に近い連続スペクトルで明るく、色の再現がよいため光源に使われる(近年はLEDやレーザ光源もある)。
【試験対策ポイント】
- NBI=青415 nm+緑540 nm(ヘモグロビンの吸収帯)。「赤」「近赤外」はひっかけ
- 気腹ガス=二酸化炭素
- 超音波内視鏡の走査=ラジアル(円周の断面)/コンベックス(軸方向の断面)
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