第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第31問
医用画像計測第38回午後
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第31問(医用画像計測)の正答は 1 です。狭帯域光観察(NBI)は、ヘモグロビンに吸収されやすい波長を選んで血管や粘膜微細構造を強調する技術で、用いるのは青色光(415 nm 付近)と緑色光(540 nm 付近)の狭帯域光である。
問題
内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。
- 1. 狭帯域光観察には赤色光が用いられる。 ✓
- 2. 腹腔内の検査では二酸化炭素を送気する。
- 3. カプセル内視鏡は腸の観察に用いられる。
- 4. 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられる。
- 5. キセノンランプは電子内視鏡の光源として用いられる。
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — 狭帯域光観察には赤色光が用いられる。
狭帯域光観察(NBI)は、ヘモグロビンに吸収されやすい波長を選んで血管や粘膜微細構造を強調する技術で、用いるのは青色光(415 nm 付近)と緑色光(540 nm 付近)の狭帯域光である。赤色光ではないため、1が誤りで正答。
【各選択肢の解説】
1. 狭帯域光観察には赤色光が用いられる。
❌ 誤り。NBIは青色(415 nm)と緑色(540 nm)の狭帯域光を用いる。赤色光は粘膜深部まで届き血管強調に不向きで用いない。
❌ 誤り。NBIは青色(415 nm)と緑色(540 nm)の狭帯域光を用いる。赤色光は粘膜深部まで届き血管強調に不向きで用いない。
2. 腹腔内の検査では二酸化炭素を送気する。
✅ 正しい。気腹には吸収されやすく塞栓リスクの低いCO2を用いる。
✅ 正しい。気腹には吸収されやすく塞栓リスクの低いCO2を用いる。
3. カプセル内視鏡は腸の観察に用いられる。
✅ 正しい。飲み込んだカプセルが消化管を通過しながら小腸などを撮影する。
✅ 正しい。飲み込んだカプセルが消化管を通過しながら小腸などを撮影する。
4. 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられる。
✅ 正しい。管腔に直交する円周断面を得るラジアル走査のほか、リニア走査もある。
✅ 正しい。管腔に直交する円周断面を得るラジアル走査のほか、リニア走査もある。
5. キセノンランプは電子内視鏡の光源として用いられる。
✅ 正しい。太陽光に近い演色性をもつキセノンランプが光源に広く用いられる。
✅ 正しい。太陽光に近い演色性をもつキセノンランプが光源に広く用いられる。
【試験対策ポイント】
NBI=青415 nm+緑540 nm(ヘモグロビン吸収帯)を必ず覚える。内視鏡光源はキセノン・ハロゲン・LED。走査方式はラジアル(円周断面)とリニア(縦断面)。気腹ガスはCO2。
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