第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第34問
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第34問(各種治療機器)の正答は 2 です。正しい記述はa・b・e。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 80.8%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
正しい記述はa・b・e。見分けの要は、DDDのリードは2本(3本はCRT)、リードレスはカテーテルで静脈から入れるの2点。
【各選択肢の解説】
a.デマンド機構はspike on T による心室細動を防ぐ。
✅ 正しい。自己心拍を感知したら刺激を出さない仕組みで、自己心拍のT波(受攻期)に刺激が重なって心室細動を起こす spike on T を防ぐ。
b.心臓再同期療法(CRT)は左室と右室を同期して刺激する。
✅ 正しい。両心室を刺激して左右の心室の収縮のずれを整え、心不全の心拍出を改善する。
c.リードレスペースメーカは胸部を切開して挿入する。
❌ 誤り。正しくは大腿静脈からカテーテルで右室内に留置し、胸部の切開や皮下ポケットは要らない。
d.DDD 型では電極リードは3 本必要である。
❌ 誤り。正しくは右房と右室の2本。3本(右房・右室・左室)を使うのはCRTである。
e.電源にはリチウム・ヨウ素電池を使用する。
✅ 正しい。自己放電が少なく長寿命で、残量の低下が予測しやすいため植込み型の電源に使われる。
❌ 誤り。cが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述である。
❌ 誤り。dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくはa・b・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 種類 | リード |
|---|---|
| VVI | 1本(右室) |
| DDD | 2本(右房・右室) |
| CRT | 3本(右房・右室・左室〔冠静脈経由〕) |
| リードレス | なし(カテーテルで右室内に留置) |
NBGコード:1文字目=刺激部位、2文字目=感知部位、3文字目=応答(I=抑制・T=同期・D=両方)。
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