MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問

各種治療機器第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問(各種治療機器)の正答は 1 です。滴数制御型は、点滴筒を落ちる液滴を滴下センサで数え、1滴の量を決めて流量に換算する方式。

問題
滴数制御型(滴下制御方式)の輸液ポンプについて誤っているのはどれか。
  1. 1. 専用の輸液セットが必要である。 ✓
  2. 2. 滴下センサには赤外線が使用されている。
  3. 3. 空液を検出して警報で知らせる。
  4. 4. フリーフローを検出して警報で知らせる。
  5. 5. 高濃度のブドウ糖液で誤差を生じる。

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.2%参考値

23人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 専用の輸液セットが必要である。

滴数制御型は、点滴筒を落ちる液滴を滴下センサで数え、1滴の量を決めて流量に換算する方式。滴下を数えるだけなので汎用の輸液セットで使える。専用セットが要るのは、チューブのしごき量で流量を決める容量制御型(流量制御型)である。


【各選択肢の解説】

1. 専用の輸液セットが必要である。
❌ 誤り。正しくは汎用の輸液セットが使える。専用セットが必要なのは容量制御型で、チューブの内径が流量の精度を決めるためである。
2. 滴下センサには赤外線が使用されている。
✅ 正しい。点滴筒を発光部と受光部ではさみ、液滴が赤外線を横切って光がさえぎられる回数を数える。
3. 空液を検出して警報で知らせる。
✅ 正しい。輸液がなくなると滴下が止まるので、センサが滴下の停止を検出して警報を出す。
4. フリーフローを検出して警報で知らせる。
✅ 正しい。液が自由に流れ落ちると設定より多い滴下(または連続した流れ)になるため、センサがこれを検出して警報を出す。
5. 高濃度のブドウ糖液で誤差を生じる。
✅ 正しい。1滴の大きさは液の粘性や表面張力で変わる。滴数から流量を換算する方式なので、高濃度のブドウ糖液では設定と実際の流量がずれる。

【試験対策ポイント】

方式流量の決め方輸液セット精度
滴数制御型滴の数を数える汎用でよい液の性質・滴下の状態で誤差
容量制御型チューブのしごき量専用高い

滴数制御型は滴下センサを点滴筒に正しく付けないと、空液・フリーフローを検出できない点も押さえる。

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