MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問

各種治療機器第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第36問(各種治療機器)の正答は 1 です。滴数制御型(滴下制御方式)は、点滴筒の落下する液滴を滴下センサで数えて流量を制御する方式で、市販の汎用輸液セットが使える。

問題
滴数制御型(滴下制御方式)の輸液ポンプについて誤っているのはどれか。
  1. 1. 専用の輸液セットが必要である。
  2. 2. 滴下センサには赤外線が使用されている。
  3. 3. 空液を検出して警報で知らせる。
  4. 4. フリーフローを検出して警報で知らせる。
  5. 5. 高濃度のブドウ糖液で誤差を生じる。

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 専用の輸液セットが必要である。

滴数制御型(滴下制御方式)は、点滴筒の落下する液滴を滴下センサで数えて流量を制御する方式で、市販の汎用輸液セットが使える。専用セットが必要なのは容量制御方式(ペリスタルティック方式)である。よって1が誤りで正答。


【各選択肢の解説】

1. 専用の輸液セットが必要である。
❌ 誤り。滴下制御方式は汎用の輸液セットで使用できる。専用セットが要るのは容量制御(ペリスタルティック)方式。
2. 滴下センサには赤外線が使用されている。
✅ 正しい。点滴筒を赤外線で挟み、液滴が横切る回数を検出する。
3. 空液を検出して警報で知らせる。
✅ 正しい。滴下が停止すれば空液(輸液終了)としてアラームを出す。
4. フリーフローを検出して警報で知らせる。
✅ 正しい。過剰な滴下(自由落下)を検出し警報する。
5. 高濃度のブドウ糖液で誤差を生じる。
✅ 正しい。液の粘性・表面張力で1滴の大きさが変わり、滴数から換算する流量に誤差が出る。

【試験対策ポイント】

方式流量制御セット精度
滴下制御1滴の数で制御汎用でよいやや低い(液性で誤差)
容量制御しごき量で制御専用セット必須高い

滴数制御は汎用セット可・液性で誤差容量制御(ペリスタルティック)は専用セット・高精度。シリンジポンプは微量・高精度でNICU等に使う。

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