第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第43問
医用機器の安全管理第38回午後
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第43問(医用機器の安全管理)の正答は 5 です。対極板コードの断線は機器の故障である。
問題
電気メス使用時に対極板コードが断線すると電気メスの出力が自動的に遮断される。このような安全機構はどれか。
- 1. 多重系
- 2. 警報システム
- 3. デッドマンシステム
- 4. フールプルーフ
- 5. フェイルセーフ ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 83.3%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — フェイルセーフ
対極板コードの断線は機器の故障である。故障が起きたときに機器が自動的に安全側(出力停止)に移るよう作っておく設計がフェイルセーフ。断線のまま出力すると対極板以外の部位から高周波電流が抜けて熱傷を起こすため、出力を止める。
【各選択肢の解説】
1. 多重系
❌ 誤り。正しくは同じ働きを複数の系統で持たせ、1つが故障しても機能を続ける設計(冗長化)で、止める仕組みではない。
❌ 誤り。正しくは同じ働きを複数の系統で持たせ、1つが故障しても機能を続ける設計(冗長化)で、止める仕組みではない。
2. 警報システム
❌ 誤り。正しくは異常を音や光で人に知らせる仕組みで、出力を自動で止めることまでは含まない。
❌ 誤り。正しくは異常を音や光で人に知らせる仕組みで、出力を自動で止めることまでは含まない。
3. デッドマンシステム
❌ 誤り。正しくは操作者がスイッチを押し続けている間だけ作動し、手を離すと止まる仕組み(人が倒れたときの暴走を防ぐ)で、故障の検知とは別である。
❌ 誤り。正しくは操作者がスイッチを押し続けている間だけ作動し、手を離すと止まる仕組み(人が倒れたときの暴走を防ぐ)で、故障の検知とは別である。
4. フールプルーフ
❌ 誤り。正しくは人が誤った操作をしても事故にならない、または誤操作そのものができないようにする設計(人の誤りへの対策)である。
❌ 誤り。正しくは人が誤った操作をしても事故にならない、または誤操作そのものができないようにする設計(人の誤りへの対策)である。
5. フェイルセーフ
✅ 正しい。断線という故障を検知すると出力を自動的に遮断し、熱傷の危険がない状態にする。
✅ 正しい。断線という故障を検知すると出力を自動的に遮断し、熱傷の危険がない状態にする。
【試験対策ポイント】
| 用語 | 対象 | 働き |
|---|---|---|
| フェイルセーフ | 機器の故障 | 故障したら安全側に止まる |
| フールプルーフ | 人の誤操作 | 誤っても事故にならない |
| 多重系(冗長化) | 機器の故障 | 故障しても機能を続ける |
| インターロック | 条件の不成立 | 条件がそろわないと動かない |
| デッドマン | 操作者の不在 | 押している間だけ動く |
「故障→止まる」はフェイルセーフ、「故障→続ける」は多重系。
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