MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問

電子工学第38回午後

第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第51問(電子工学)の正答は 3 です。図は差動増幅(減算)回路。

問題
図の回路でV_o が10 V になるV_i[V]はどれか。 ただし、A は理想演算増幅器とする。
第38回午後第51問 図
  1. 1. 1
  2. 2. 2
  3. 3. 3 ✓
  4. 4. 4
  5. 5. 5

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 30%参考値

20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 3

図は差動増幅(減算)回路。入力抵抗1 kΩ・帰還抵抗10 kΩの比がそろっているので、出力は2入力の差の10倍になり、Vo=10×(Vi−2)。Vo=10 Vとなるのは Vi=3 Vのとき。


【各選択肢の解説】

図の読み:Viは1 kΩと10 kΩ(アースへ)の分圧で+入力へ、2 Vは1 kΩを通って−入力へ入り、−入力とVoの間に10 kΩの帰還抵抗がある。

途中式(理想演算増幅器=入力電流0・+と−は同電位)
・+入力の電圧:V+=Vi×10/(1+10)=10Vi/11
・−入力の電圧(2 VとVoの間を1 kΩ:10 kΩで分ける点):V−=(10×2+1×Vo)/11
・V+=V− より 10Vi=20+Vo → Vo=10×(Vi−2)
・Vo=10 Vを代入:10=10×(Vi−2) → Vi−2=1 → Vi=3 V

1. 1
❌ 誤り。Vi=1 VならVo=10×(1−2)=−10 V。正しくはVi=3 V。
2. 2
❌ 誤り。Vi=2 Vでは2入力が等しくVo=0 V。正しくはVi=3 V。
3. 3
✅ 正しい(=正答)。Vo=10×(3−2)=10 Vとなる。
4. 4
❌ 誤り。Vi=4 VならVo=10×(4−2)=20 V。正しくはVi=3 V。
5. 5
❌ 誤り。Vi=5 VならVo=10×(5−2)=30 V。正しくはVi=3 V。

【試験対策ポイント】

回路出力
反転増幅Vo=−(Rf/R1)Vi
非反転増幅Vo=(1+Rf/R1)Vi
差動増幅(抵抗比がそろう)Vo=(Rf/R1)×(+側入力−−側入力)
  • 差動増幅は「+側から−側を引いて抵抗比を掛ける」。引く向きを逆にすると符号が反転する
  • 迷ったら V+=V− の式を立てれば必ず解ける
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