第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第71問
体外循環・補助循環第38回午後
第38回 臨床工学技士国家試験 午後 第71問(体外循環・補助循環)の正答は 3 です。植込み型補助人工心臓は、遠心ポンプや軸流ポンプによる連続流(無拍動流)型が主流である。
問題
体内設置型(植込み型)補助人工心臓で正しいのはどれか。
- 1. 両心の補助ができる。
- 2. 在宅での使用はできない。
- 3. 無拍動流型が主流である。 ✓
- 4. ワルファリンは使用しない。
- 5. 心臓移植適応の患者は使用できない。
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 無拍動流型が主流である。
植込み型補助人工心臓は、遠心ポンプや軸流ポンプによる連続流(無拍動流)型が主流である。小型で耐久性が高く体内に植え込めるため、退院・在宅療養ができる。
【各選択肢の解説】
1. 両心の補助ができる。
❌ 誤り。植込み型は左心補助(LVAD)として使うのが基本である。正しくは左心補助が中心で、両心補助が必要な場合は体外設置型を使うことが多い。
❌ 誤り。植込み型は左心補助(LVAD)として使うのが基本である。正しくは左心補助が中心で、両心補助が必要な場合は体外設置型を使うことが多い。
2. 在宅での使用はできない。
❌ 誤り。正しくは退院して在宅で使用できる。植込み型の大きな利点であり、患者・介護者が機器の管理訓練を受けて在宅に移る。
❌ 誤り。正しくは退院して在宅で使用できる。植込み型の大きな利点であり、患者・介護者が機器の管理訓練を受けて在宅に移る。
3. 無拍動流型が主流である。
✅ 正しい(=正答)。拍動流型は弁や拍動膜をもつため大きく耐久性に限りがあり、羽根車が回転して血液を送り続ける連続流型に置き換わった。
✅ 正しい(=正答)。拍動流型は弁や拍動膜をもつため大きく耐久性に限りがあり、羽根車が回転して血液を送り続ける連続流型に置き換わった。
4. ワルファリンは使用しない。
❌ 誤り。ポンプ内や送脱血管の血栓を防ぐため、正しくはワルファリンによる抗凝固療法(抗血小板薬と併用が多い)を継続する。
❌ 誤り。ポンプ内や送脱血管の血栓を防ぐため、正しくはワルファリンによる抗凝固療法(抗血小板薬と併用が多い)を継続する。
5. 心臓移植適応の患者は使用できない。
❌ 誤り。正しくは心臓移植適応の患者が移植を待つ間の移植への橋渡し(BTT)が代表的な使い方である。
❌ 誤り。正しくは心臓移植適応の患者が移植を待つ間の移植への橋渡し(BTT)が代表的な使い方である。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 植込み型VAD |
|---|---|
| 流れ | 連続流(無拍動流)が主流 |
| 補助 | 左心補助が中心 |
| 療養 | 在宅可 |
| 抗凝固 | ワルファリン継続 |
| 目的 | 移植への橋渡し(BTT) |
連続流のため脈圧が小さく、脈が触れにくい。主な合併症はドライブライン感染・血栓塞栓・出血。
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