第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問
人体の構造と機能第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問(人体の構造と機能)の正答は 3 です。血液成分の用語の見分け。
問題
正しいのはどれか。
- 1. 血液から細胞成分を取り除いたものを血清という。
- 2. 血液に対する全血球の体積比をヘマトクリット値という。
- 3. 健常人の血漿アルブミン濃度は血漿グロブリン濃度よりも高い。 ✓
- 4. 血漿から血液凝固に関わる物質を取り除いたものを血餅という。
- 5. 健常人の血漿電解質浸透圧は9 %食塩水の浸透圧とほぼ等しい。
正答:3番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 45.3%難問
64人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 健常人の血漿アルブミン濃度は血漿グロブリン濃度よりも高い。
血液成分の用語の見分け。血漿・血清・血餅の違い、ヘマトクリット値の分子は何か、等張液は何%かが問われている。
【各選択肢の解説】
1. 血液から細胞成分を取り除いたものを血清という。
❌ 誤り。抗凝固処理した血液から細胞成分を除いた液は血漿である。正しくは血清は血液を凝固させたあとの上澄みで、フィブリノゲンなどの凝固因子が除かれている。
❌ 誤り。抗凝固処理した血液から細胞成分を除いた液は血漿である。正しくは血清は血液を凝固させたあとの上澄みで、フィブリノゲンなどの凝固因子が除かれている。
2. 血液に対する全血球の体積比をヘマトクリット値という。
❌ 誤り。正しくはヘマトクリット値は血液に占める赤血球の体積の割合(男性で約40〜50%)である。白血球・血小板は含めない。
❌ 誤り。正しくはヘマトクリット値は血液に占める赤血球の体積の割合(男性で約40〜50%)である。白血球・血小板は含めない。
3. 健常人の血漿アルブミン濃度は血漿グロブリン濃度よりも高い。
✅ 正しい(=正答)。血漿総タンパク約7 g/dLのうちアルブミンが約4〜5 g/dLで最も多く、グロブリンは約2〜3 g/dLである(A/G比は1より大きい)。アルブミンは肝臓で作られ、膠質浸透圧の主役になる。
✅ 正しい(=正答)。血漿総タンパク約7 g/dLのうちアルブミンが約4〜5 g/dLで最も多く、グロブリンは約2〜3 g/dLである(A/G比は1より大きい)。アルブミンは肝臓で作られ、膠質浸透圧の主役になる。
4. 血漿から血液凝固に関わる物質を取り除いたものを血餅という。
❌ 誤り。正しくは血漿から凝固因子を除いたものは血清である。血餅は凝固で生じたフィブリンの網に血球が絡んだ塊をいう。
❌ 誤り。正しくは血漿から凝固因子を除いたものは血清である。血餅は凝固で生じたフィブリンの網に血球が絡んだ塊をいう。
5. 健常人の血漿電解質浸透圧は9 %食塩水の浸透圧とほぼ等しい。
❌ 誤り。9%食塩水は高張液である。正しくは血漿と等張なのは0.9%食塩水(生理食塩液)。
❌ 誤り。9%食塩水は高張液である。正しくは血漿と等張なのは0.9%食塩水(生理食塩液)。
【試験対策ポイント】
| 用語 | 中身 |
|---|---|
| 血漿 | 血液-血球(凝固因子を含む) |
| 血清 | 血漿-凝固因子(フィブリノゲンなど) |
| 血餅 | フィブリン+血球の塊 |
| ヘマトクリット | 赤血球の体積比 |
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