第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問
人体の構造と機能第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第8問(人体の構造と機能)の正答は 3 です。血漿タンパクはアルブミン(約4g/dL)がグロブリン(約2.5g/dL)より多く、A/G比は約1.2〜2で1より大きい。
問題
正しいのはどれか。
- 1. 血液から細胞成分を取り除いたものを血清という。
- 2. 血液に対する全血球の体積比をヘマトクリット値という。
- 3. 健常人の血漿アルブミン濃度は血漿グロブリン濃度よりも高い。 ✓
- 4. 血漿から血液凝固に関わる物質を取り除いたものを血餅という。
- 5. 健常人の血漿電解質浸透圧は9 %食塩水の浸透圧とほぼ等しい。
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — 健常人の血漿アルブミン濃度は血漿グロブリン濃度よりも高い。
血漿タンパクはアルブミン(約4g/dL)がグロブリン(約2.5g/dL)より多く、A/G比は約1.2〜2で1より大きい。よって選択肢3が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 血液から細胞成分を取り除いたものを血清という。
❌ 誤り。それは血漿。血清は血漿からさらに凝固因子(フィブリノゲン)を除いたもの。
❌ 誤り。それは血漿。血清は血漿からさらに凝固因子(フィブリノゲン)を除いたもの。
2. 血液に対する全血球の体積比をヘマトクリット値という。
❌ 誤り。ヘマトクリットは赤血球の容積比。「全血球」ではない。
❌ 誤り。ヘマトクリットは赤血球の容積比。「全血球」ではない。
3. 健常人の血漿アルブミン濃度は血漿グロブリン濃度よりも高い。
✅ 正しい。A/G比>1(アルブミンが多い)。
✅ 正しい。A/G比>1(アルブミンが多い)。
4. 血漿から血液凝固に関わる物質を取り除いたものを血餅という。
❌ 誤り。それは血清。血餅(けっぺい)は凝固してできた塊。
❌ 誤り。それは血清。血餅(けっぺい)は凝固してできた塊。
5. 健常人の血漿電解質浸透圧は9%食塩水の浸透圧とほぼ等しい。
❌ 誤り。等張(生理食塩水)は0.9%。9%は約10倍の高張。
❌ 誤り。等張(生理食塩水)は0.9%。9%は約10倍の高張。
【試験対策ポイント】
- 血漿=血液−細胞成分、血清=血漿−フィブリノゲン(凝固因子)。
- 生理食塩水=0.9%NaCl(等張)。血漿浸透圧≒275〜290 mOsm/L。
- ヘマトクリット=赤血球容積率(男性約45%・女性約40%)。
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