MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問

循環器系第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問(循環器系)の正答は 1 です。浮腫は、毛細血管から間質へ出る水が回収される量を上回ると起こる。

問題
浮腫の機序で正しいのはどれか。
  1. 1. リンパ管の閉塞 ✓
  2. 2. 心拍出量の増加
  3. 3. 毛細血管透過性の低下
  4. 4. 血漿アルブミン濃度の上昇
  5. 5. 細胞内ナトリウム濃度の低下

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 49.2%難問

59人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — リンパ管の閉塞

浮腫は、毛細血管から間質へ出る水が回収される量を上回ると起こる。原因は①毛細血管内圧の上昇 ②膠質浸透圧の低下 ③毛細血管透過性の亢進 ④リンパ流の障害の4つ。選択肢の2〜5はすべて向きが逆である。


【各選択肢の解説】

1. リンパ管の閉塞
✅ 正しい(=正答)。間質に出た水とタンパク質の一部はリンパ管で回収される。閉塞すると回収できず間質にたまる(リンパ浮腫。乳がん手術のリンパ節郭清後など)。
2. 心拍出量の増加
❌ 誤り。正しくは心不全で心拍出量が低下し、静脈圧・毛細血管内圧が上がって浮腫になる。
3. 毛細血管透過性の低下
❌ 誤り。正しくは炎症・アレルギーなどで透過性が亢進すると、タンパク質と水が間質へ漏れて浮腫になる。
4. 血漿アルブミン濃度の上昇
❌ 誤り。正しくはネフローゼ症候群・肝硬変・低栄養などでアルブミンが低下すると膠質浸透圧が下がり、水を血管内に引き戻せず浮腫になる。
5. 細胞内ナトリウム濃度の低下
❌ 誤り。正しくは腎でナトリウムと水の再吸収が増え、体内(細胞外液)のナトリウムと水が貯留することで浮腫が起こる(心不全・腎不全など)。

【試験対策ポイント】

機序代表的な病態
毛細血管内圧↑心不全・静脈閉塞
膠質浸透圧↓(アルブミン↓)ネフローゼ・肝硬変・低栄養
透過性↑炎症・アレルギー・熱傷
リンパ流↓リンパ節郭清後・腫瘍
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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