MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問

循環器系第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第11問(循環器系)の正答は 1 です。浮腫は間質液が過剰に貯留した状態で、その機序は①毛細血管静水圧上昇②膠質浸透圧低下(低アルブミン)③毛細血管透過性亢進④リンパ流の障害。

問題
浮腫の機序で正しいのはどれか。
  1. 1. リンパ管の閉塞
  2. 2. 心拍出量の増加
  3. 3. 毛細血管透過性の低下
  4. 4. 血漿アルブミン濃度の上昇
  5. 5. 細胞内ナトリウム濃度の低下

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — リンパ管の閉塞

浮腫は間質液が過剰に貯留した状態で、その機序は①毛細血管静水圧上昇②膠質浸透圧低下(低アルブミン)③毛細血管透過性亢進④リンパ流の障害。選択肢のうち正しい機序は「リンパ管の閉塞」(リンパ浮腫)。


【各選択肢の解説】

1. リンパ管の閉塞
✅ 正しい。リンパ流が滞り間質液が貯留する(リンパ浮腫)。
2. 心拍出量の増加
❌ 誤り。心不全(心拍出量の低下・静脈うっ滞)が浮腫の原因。増加ではない。
3. 毛細血管透過性の低下
❌ 誤り。透過性の亢進(炎症など)が浮腫を起こす。低下は逆。
4. 血漿アルブミン濃度の上昇
❌ 誤り。低アルブミン(膠質浸透圧低下)が浮腫の原因。上昇はむしろ抑制的。
5. 細胞内ナトリウム濃度の低下
❌ 誤り。浮腫は細胞外(間質)の水分貯留で、体内Na貯留が関与。細胞内Na低下は機序でない。

【試験対策ポイント】

  • 浮腫の4機序:静水圧↑・膠質浸透圧↓・透過性↑・リンパ還流↓
  • 代表例:心不全(静水圧↑)・ネフローゼ/肝硬変(低アルブミン)・炎症(透過性↑)・リンパ節郭清後(リンパ浮腫)
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