MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第26問

計測工学第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第26問(計測工学)の正答は 2 です。正規分布では、平均値M(μ)を中心に標準偏差σ(設問の「v」はσのOCR化け)の範囲、すなわち M±1σ にデータの約 68.3% が含まれる。

問題
測定値が平均値M、標準偏差v の正規分布に従うとき、データがM ! v の範囲に含まれる確率[%]はどれか。
  1. 1. 63.2
  2. 2. 68.3
  3. 3. 70.7
  4. 4. 95.4
  5. 5. 99.7

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 68.3

正規分布では、平均値M(μ)を中心に標準偏差σ(設問の「v」はσのOCR化け)の範囲、すなわち M±1σ にデータの約 68.3% が含まれる。これは正規分布の「68・95・99.7則」の第1段にあたる。


【各選択肢の解説】

1. 63.2
❌ 誤り。63.2%は指数関数(時定数τで1−1/e≒63.2%)に現れる値で、正規分布の±1σとは無関係。
2. 68.3
✅ 正しい。M±1σ に含まれる確率=約68.3%。
3. 70.7
❌ 誤り。70.7%(≒1/√2)は実効値・振幅比などで出る値で、±1σの確率ではない。
4. 95.4
❌ 誤り。95.4%は M±2σ の範囲に含まれる確率。
5. 99.7
❌ 誤り。99.7%は M±3σ の範囲に含まれる確率。

【試験対策ポイント】

正規分布の含有確率は暗記必須。

範囲含まれる確率
M±1σ68.3%
M±2σ95.4%
M±3σ99.7%

±2σでほぼ95%(両側5%点は±1.96σ)、±3σでほぼ全て、と押さえる。63.2%(1−1/e)は過渡現象の時定数と混同させる定番のひっかけ。

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