MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問

生体物理・化学現象の計測第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第27問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 1 です。pH測定に用いるガラス電極は、水素イオン濃度に応じてガラス薄膜の内外に生じる 膜電位(電位差) を検出する電位差測定型(ポテンショメトリック)センサである。

問題
pH 測定に使われるガラス電極で検出しているのはどれか。
  1. 1. 電位差
  2. 2. 電 流
  3. 3. 抵抗値
  4. 4. 吸光度
  5. 5. 温 度

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 電位差

pH測定に用いるガラス電極は、水素イオン濃度に応じてガラス薄膜の内外に生じる 膜電位(電位差) を検出する電位差測定型(ポテンショメトリック)センサである。基準電極との電位差を測り、ネルンストの式に従ってpHへ換算する。


【各選択肢の解説】

1. 電位差
✅ 正しい。ガラス電極はH⁺濃度に依存した膜電位差を検出する。
2. 電流
❌ 誤り。電流を検出するのはクラーク型酸素電極(PO₂)などのアンペロメトリック電極。
3. 抵抗値
❌ 誤り。抵抗変化を利用するのはサーミスタ(温度)などで、pH電極ではない。
4. 吸光度
❌ 誤り。吸光度を測るのは分光光度計・オキシメータ。pHガラス電極は光学測定ではない。
5. 温度
❌ 誤り。温度はpH測定値の補正に用いるが、ガラス電極が検出する量ではない。

【試験対策ポイント】

化学量センサの検出原理を整理:pH(ガラス電極)=電位差/PCO₂=電位差/PO₂(クラーク電極)=電流/SpO₂=吸光度。ガラス電極は内部抵抗が非常に高いため、入力インピーダンスの高い電位差計(1 MΩ以上)で受ける点も頻出。

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