MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第38問

各種治療機器第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第38問(各種治療機器)の正答は 1 です。超音波振動子の振動は、軟らかい組織や結石を砕いて吸引する(肝実質・水晶体・結石)ほか、加温にも使われる。

問題
超音波振動子の医療応用で誤っているのはどれか。
  1. 1. 歯牙の破砕 ✓
  2. 2. 肝実質の破砕
  3. 3. 水晶体の破砕
  4. 4. 尿管結石の破砕
  5. 5. がんへの温熱療法

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50%難問

48人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 歯牙の破砕

超音波振動子の振動は、軟らかい組織や結石を砕いて吸引する(肝実質・水晶体・結石)ほか、加温にも使われる。歯科では歯石の除去(スケーリング)に使い、歯そのものを砕く用途はない。


【各選択肢の解説】

1. 歯牙の破砕
❌ 誤り(=正答)。正しくは、歯科の超音波スケーラは歯の表面に付いた歯石を振動で取り除く器具で、歯牙を砕くためのものではない。
2. 肝実質の破砕
✅ 正しい。超音波手術器(超音波吸引装置)は、水分が多く軟らかい肝実質を砕いて吸引し、弾力のある血管や胆管は残す。肝切除に使う。
3. 水晶体の破砕
✅ 正しい。白内障手術の超音波水晶体乳化吸引術で、濁った水晶体を超音波で砕いて吸い出す。
4. 尿管結石の破砕
✅ 正しい。内視鏡から超音波プローブを結石に当てて砕く(経尿道的・経皮的な砕石術)。
5. がんへの温熱療法
✅ 正しい。超音波を当てて組織を加温し、熱に弱いがん細胞を傷める(ハイパーサーミア)。集束超音波で腫瘍を加熱する治療もある。

【試験対策ポイント】

  • 超音波の治療応用=破砕・吸引(肝実質・水晶体・結石)、加温(ハイパーサーミア・集束超音波)、切開・凝固(超音波凝固切開装置)、歯石除去
  • 体外衝撃波砕石術(ESWL)は衝撃波で、接触式の超音波砕石とは別
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